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木村家(良寛終焉の地)

良寛が1831(天保2)年、74歳で息をひきとるまでの晩年の4年間、身を寄せたのが島崎村(現・長岡市島崎)「能登屋」の主人・木村元右衛門の邸宅。良寛と貞心尼が出会った場所もこの木村家です。良寛が住んだ木小屋は今は失われ、「良寛禅師庵室跡」の石碑が立っています。良寛禅師遷化之地として新潟県の史跡になっています。

この木村家で貞心尼は良寛の弟子に

1826(文政9)年、69歳となった良寛は、それまでの転々とした生活に区切りをつけ、島崎村の木村元右衛門に温かく迎えられます。
貞心尼は、夫と離縁した後、出家。
1827(文政10)年春、30歳の時に良寛に会いに木村家を訪ね、その秋に良寛と会って弟子となります。

この時代の良寛は、書風ますますさえて、枯淡、絶妙の境地をひらき、珠玉のような佳品を残しています。
同じ和島地域には、良寛と弟・山本由之の墓がある木村家菩提寺・隆泉寺や神社の境内の林に涼を求めた時に詠まれた詩歌碑の立つ宇奈具志神社(うなぐしじんじゃ)と、良寛ゆかりの地が残されています。

木村家(良寛終焉の地)
名称 木村家(良寛終焉の地)/きむらけ(りょうかんしゅうえんのち)
所在地 新潟県長岡市島崎
関連HP 長岡市公式ホームページ
電車・バスで JR小島谷駅から徒歩15分
ドライブで 関越自動車道長岡ICから約20km。北陸自動車道西山ICから約20km
駐車場 なし
問い合わせ 長岡市和島支所産業建設課 TEL:0258-74-3114
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

隆泉寺

2017年12月28日

 

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