高原列車の代名詞ともいえるJR小海線(こうみせん)は、中央本線小淵沢駅(山梨県北杜市)としなの鉄道に接続の小諸駅(長野県小諸市)間の全長78.9km、29駅を結ぶ小海線。日本の鉄道の上位9駅までを独占する標高の高い駅が続き、野辺山駅(のべやまえき)近くで1374.906mのJR鉄道最高地点(長野県南牧村)を走ります。
高原列車小海線の最高所にある踏切
最高地点があるのは、野辺山~清里間の線路と、国道141号の旧道が交差する踏切。
線路北側にJR鉄道最高地点の標柱、南側に「日本鉄道最高地点の石碑」が立っています。
JRが鉄道最高地点といわず、JR鉄道最高地点と称しているのは、立山黒部貫光の室堂駅(標高2450m)の方がはるかに標高が高いため。
立山黒部貫光の立山トンネルトロリーバスは、架線から電気を得て走る「無軌条電車」で、実は鉄道の扱い。
ロープウェイ(鉄道事業法では「普通索道」 )を含めれば、駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅(標高2612m)が最高所。
つまりは、通常の「線路を走る鉄道」での最高点がこの野辺山の踏切ということに。
JR鉄道最高地点 | |
名称 | JR鉄道最高地点/じぇいあーるてつどうさいこうちてん |
所在地 | 長野県南佐久郡南牧村野辺山 |
関連HP | 南牧村観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR野辺山駅からタクシーで6分 |
ドライブで | 中央自動車道小淵沢ICから約20km、須玉ICから約23km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 野辺山観光案内所 TEL:0267-98-2091 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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