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弘法の清水

弘法の清水

長野県北安曇郡小谷村、「塩の道」千国街道の親坂(千国宿〜牛方宿)の途中にある水飲み場が弘法の清水(こうぼうのしみず)。水飲み場には2個の石舟が2段になって置かれ、低い方は牛馬用のもの。石舟の上に安山岩の弘法大師像が安置されており、「安永三年五月吉日」(1774年6月)と刻まれています。

牛と牛方、旅人が喉を潤した清水

糸魚川と松本を結ぶ千国街道の難所の一つが親坂。
現在の小谷村内の千国街道は、山岳ルートで、牛方が牛の背に荷を積んで物資を運んだのです。

日本海に面した糸魚川からは「上り荷」として塩や魚、海草などの海産物が、信州・松本からは「下り荷」として麻、タバコ、大豆、綿などが運ばれたのです。
道幅も背中に荷を積んだ牛同士が安全にすれ違えるよう、9尺(2.7m)が基準になっていました(現在の大町以南では、平坦なため馬も使われています)。

江戸時代中期には四国遍路の庶民化と大師信仰の拡大が進みますが、善光寺にも大師像が建立されるなど、信州にも広がり、千国街道にも多くの弘法大師像が建立されています。

弘法の清水
名称 弘法の清水/こうぼうのしみず
所在地 長野県北安曇郡小谷村千国乙
関連HP 小谷村観光公式サイト
ドライブで 長野自動車道安曇野ICから約59km
駐車場 牛方宿駐車場を利用
問い合わせ 小谷村観光連盟 TEL:0261-82-2233/ FAX:0261-82-2242
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

親坂石仏群

長野県小谷村(おたりむら)、「塩の道」千国街道の難所のひとつ、千国宿から沓掛の牛方宿(うしかたやど)へと上る親坂の登り口にある石仏群が親坂石仏群。平成7年の豪雨で一部が流出してしまいましたが、往時の雰囲気を今も留める石仏群です。親坂馬頭観音

千国街道親坂(塩の道千国越えコース)

長野県小谷村、千国街道(塩の道)の沓掛(くつかけ)には牛方宿(うしかたやど)があり、物資の中継基地になっていましたが、その沓掛から千国宿(ちくにしゅく)へと下る坂道が親坂。千国宿側からだと白馬乗鞍岳から流れ出る親沢を渡るとすぐに急坂が始まり

牛方宿

長野県小谷村(おたりむら)、新潟県糸魚川と松本を結ぶ、全長30里(約120km)の塩の道(千国街道)。かつて日本海の塩や海産物を山国信州へと運ぶ、生活物資ルートだった街道です。小谷村の沓掛地区に残る牛方宿(うしかたやど)は、荷をつけた牛を引

千国番所跡・千国の庄史料館

長野県北安曇郡小谷村、千国街道(塩の道)の要衝、千国宿の千国番所跡にある史料館で、古民家を移築した千国の庄史料館、塩の流通を調整するための貯蔵庫「塩倉」、復元された千国番所、休憩施設の塩の道交流館「歩荷(ぼっか)茶屋」が整備されています。塩

 

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