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北竜湖

北竜湖

長野県飯山市、野沢温泉の南西にある自然湖(断層湖を拡張して農業用ため池に)が、北竜湖。空から眺めるとハート形をしていることで近年、恋愛成就のスポットとして人気も上昇している湖で、三方を山に囲まれ、春には湖畔に桜と菜の花が咲き、初夏の新緑とともに被写体としても注目されています。

ハート形の湖としても売出中!

高台や空から眺めるとハート形(北側の尾根筋からの眺め)

地質学的には、周囲を走る断層構造線よる凹みに水がたまってできた自然湖で、周囲は2.2km。
豪雪地帯のため雪融け水、湧き水でできているため、水質もバツグンです(北竜湖の湖水面は特別保護地区に指定)。
かつては北竜池、早乙女池がありましたが、昭和初期に農業用の貯水池として拡張工事を行ない、北竜湖となりました。
現在は湖水は農業用水としても利用されています。

かつては南竜池、蓮池もありましたが、乾燥化で失われて草地や畑地となっています。

毛無山の中腹、標高は湖面で500mほどで、ボート遊び、カヌー、SUPなどを楽しむことができます。
ボートは、湖畔の「北竜湖の館」で4月中旬~10月下旬頃に営業。
カヌー、SUPは、飯山駅にある「信越自然郷アクティビティセンター」が体験教室を開講しています。

湖の北岸には旧石器時代~平安時代の遺物が出土する北竜湖遺跡があり、石斧、縄文土器、尖頭器、石鏃などが出土し、古代の営みが判明しています。

湖畔には、のんびりと食事を楽しむことのできる「北竜湖の館」があり食事が可能。
温泉宿泊施設「文化北竜館」をリニューアルしたリゾートホテル「北信州 北竜湖ホテル」も令和5年12月23日にオープンしています。

湖から眺める小菅山は奈良時代から修験道で栄えた歴史を秘めた霊山で、小菅集落、小菅神社、小菅山は「小菅の里及び小菅山の文化的景観」は国の重要文化的景観に選定されています。

画像協力/長野県

北竜湖
名称 北竜湖/ほくりゅうこ
所在地 長野県飯山市瑞穂
関連HP 信州いいやま観光局公式ホームページ
電車・バスで JR戸狩野沢温泉駅からタクシーで10分
ドライブで 上信越自動車道豊田飯山ICから約18km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大ハート湖とは!?

日本の天然湖沼の数は環境省の調査(平成5年)によると、480湖で、ダム湖、遊水池を加えても3200ほど。このなかでハート形で知られるのは豊似湖(北海道)と谷中湖(渡良瀬遊水地/栃木県・茨城県・群馬県・埼玉県)、そして北竜湖で、この3湖が日本

 

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