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土石流被災家屋保存公園

土石流被災家屋保存公園

長崎県南島原市深江町、道の駅「みずなし本陣ふかえ」に隣接し、普賢岳(ふげんだけ)の噴火によって生じた土石流(平成4年8月8日~8月14日)の被害を受けた家屋を保存展示する公園が土石流被災家屋保存公園。大型のテント内に3棟、屋外に8棟の合計11棟(1棟は移築)の被災家屋が保存されています。

噴火災害のすさまじさを後世に伝える施設

島原市と南島原市の境を流れる水無川一帯は普賢岳の噴火中、たびたび大規模な土石流が発生、多くの家屋や田畑が埋没してしまいました。
土石流被災家屋保存公園一帯も2.8m~3mの厚さで土砂に埋もれています。
ただし、スピードが緩やかだったため、建物は倒壊はせず土砂物に埋もれたのです。
家屋に住んでいた人々は避難勧告を受け避難し、幸いにも人的被害はありませんでした。

平成3年5月〜平成7年8月の間、当時の島原市、深江町、有明町では、1692棟が土石流被害にあっています。

また公園近くの「安中三角地帯」には、被害を防ぐために数mに及ぶ地盤のかさ上げ工事が実施されています。
南島原市深江町には平成3年9月15日の大火砕流がもたらした熱風によって全焼した「旧大野木場小学校被災校舎」も保存されており、島原半島世界ジオパークの旅では欠かせないジオスポットになっています。

名称 土石流被災家屋保存公園/どせきりゅうひさいかおくほぞんこうえん
所在地 長崎県南島原市深江町丁6077
関連HP 道の駅みずなし本陣ふかえ公式ホームページ
ドライブで 長崎自動車道諫早ICから約46km
駐車場 道の駅みずなし本陣ふかえ駐車場(300台/無料)
問い合わせ 道の駅みずなし本陣ふかえ TEL:0957-72-7222/FAX:0957-72-7221
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)

長崎県島原市平成町、島原半島ジオパークのビジターセンター的な存在の施設が雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)。平成2年11月、198年ぶりに活発な火山活動を行ない、平成8年6月の噴火終息宣言に至るまで、普賢岳で何が起きたのかを解説する体験型の

 

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