長崎県雲仙市愛野町にある島原鉄道の有人駅が、愛野駅(あいのえき)。明治44年6月20日、愛野村駅として開業した歴史ある駅で、愛野駅から吾妻駅へのきっぷは、「愛しのわが妻」ということで、縁起ものの扱いに。「最愛認定証」も愛野駅で販売されています。
「最愛認定証」を愛野駅で販売
明治22年、南高来郡愛津村と野井村が合併して愛野村が誕生。
島原鉄道の開通時に、愛野村の玄関駅となったのが、愛野駅です。
愛野村駅〜千々石駅には、大正12年5月5日、温泉軽便鉄道が開通。
愛野村駅は、その乗り換え駅にもなっていました。
温泉軽便鉄道は、温泉鉄道、雲仙鉄道と名前を変え、昭和13年に廃止されています(廃線跡は、長崎県道201号北野千々石線に転用)。
教会風のトンガリ屋根の駅舎は、昭和61年の築で、平成22年に公募デザインでメルヘンチックな外観に塗り替えられています。
島原鉄道では愛野〜吾妻間の片道切符を同封した「最愛認定証」を愛野駅および吾妻駅で販売。
「最愛認定証」に愛のメッセージを書いて、愛野駅、吾妻駅の伝言板に貼るのがしきたりですが、記念に手元に置いたり携行してももいいそうです。
「愛の道は片道です。後戻りはできません」(島原鉄道)ということで、片道のみになっています。
愛野駅 | |
名称 | 愛野駅/あいのえき |
所在地 | 長崎県雲仙市愛野町甲3873-3 |
関連HP | 島原鉄道公式ホームページ |
ドライブで | 長崎自動車道諫早ICから約16km |
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