東京〜静岡は東海道新幹線で移動するのがもっともポピュラーで、静岡停車の「ひかり」、「こだま」普通車自由席利用で5940円、普通車指定席が6410円。鈍行列車だと3410円ですが、3時間半という長旅に。東名ハイウェイバスも東京駅〜静岡駅は3300円ですが、3時間以上かかります。そこで「裏技」の登場です。
小田原まで小田急ロマンスカーで移動
まず、出発点は小田急の新宿駅。
ここから小田原まで小田急の急行に乗車すれば、安上がりですが、小田原まで通勤電車のロングシートでは興ざめです。
ここは奮発してロマンスカーの利用を。
チケットレス特急料金950円+ICカード運賃901円で、1851円。
通常の特急券なら1000円、乗車券910円ですが、スマホを利用した電子特急券ならチケットレス特急料金が適用、さらに自宅や出先でもで予約、決済が可能です。
ファミリーなら3号車(子育て応援車)や、展望席のあるGSE(70000形)を狙う手もあり、旅がグンと優雅になります。
さてさて、小田急で移動した小田原駅からは、在来線ではなく、新幹線に乗り換え。
ここで利用したいのがJR東海の「EX早特1」。
小田原停車の「ひかり」は早朝を除いて名古屋までノンストップなので、「こだま」を利用しますが、静岡までは45分ほどで到着(在来線だとプラス1時間)。
「EX早特1」は、乗車券と特急券が一体となった商品で、「ひかり」、「こだま」の普通車自由席が利用でき、乗車日6日前(0:00)から前日(23:30)まで予約が可能。
小田原〜静岡は大人3000円、小人1490円。
繫忙時期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)には利用できないほか、乗車日ごとの発売数には限りがあるので注意が必要。
新宿〜静岡はトータルで1851円+3000円で、4851円。
静岡停車の「ひかり」、または「こだま」普通車自由席利用5940円に比べれば1000円以上安上がりです。
小田原駅での接続にもよりますが、時間的にも2時間20分ほどで到着できます。
鈍行利用に比べればプラス1441円ですが、1時間以上も短縮できます。
東京〜静岡を「EX早特1」を利用した場合は5490円、静岡停車の「ひかり」利用で所要59分なので、1時間以上短縮、差額は639円なので、検討する場合は東京〜静岡「EX早特1」とロマンスカー+「EX早特1」ということになるでしょう。
ちなみに東京〜静岡をJR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」利用で5230円、所要は1時間20分であれば、差額は379円で、微妙な違い。
展望席を楽しむなら小田原まで小田急、現地時間確保なら「ぷらっとこだま」といった感じでしょうか。
東京〜静岡を新幹線利用より、1000円お得に楽しく移動する「裏技」とは!? | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag