岡山県和気町(わけちょう)にある町を代表する観光スポットが藤公園。吉井川、金剛川、初瀬川の合流地点として、舟改番所や波止場が置かれ、水上交通の要衝として栄えたのが和気。金剛川の支流である日笠川沿いにある藤公園は、全国各地から100種類ほどの藤が集められた公園で、花の見頃(4月下旬~5月上旬)には有料に。
『藤まつり』期間中はライトアップも実施
備前国(びぜんのくに)和気郡出身で奈良時代末期から平安時代初期にかけて朝廷で活躍し、道鏡の皇位就任を拒絶し(そのために大隅国へ流罪、道鏡失脚後に復権=皇統を護った忠臣とも)、長岡遷都や平安遷都に尽力した和気清麻呂(わけのきよまろ)の生誕1250年を記念し、「藤の花咲く郷公園整備」で昭和60年に開園。
園内には北海道・函館市から鹿児島県・坊津に至るまで、野生の藤が生息しない沖縄を除く全国46都道府県と中国・韓国産の藤100種類150本ほどが植栽される、「日本一の藤公園」(種類の豊富さで日本一)。
藤棚は総延長が500mあり、藤を仰ぎながら散策することができます。
開花期の4月下旬~5月上旬には『藤まつり』も開催され、期間中は有料に。
有料期間中は21:00まで開園され、ライトアップも実施。
ちなみに、和気氏の氏神でもある和気神社の参拝道路脇には、和気清麻呂の銅像が立っています。
名称 | 藤公園/ふじこうえん |
所在地 | 岡山県和気郡和気町藤野1893 |
関連HP | 和気町公式ホームページ |
電車・バスで | JR和気駅からタクシー約10分 |
ドライブで | 山陽自動車道和気ICから約5.5km |
駐車場 | 643台/無料 |
問い合わせ | 和気町産業振興課 TEL:0869-93-1121 |
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