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高梁市郷土資料館

高梁市郷土資料館

岡山県高梁市向町にあるミュージアムが高梁市郷土資料館。レトロな建物は、明治37年に建てられた、木造2階建ての擬洋風建築、旧高梁尋常高等小学校本館で、2階の講堂にある桃山風の二重折上格天井(にじゅうおりあげごうてんじょう=城の本丸御殿などの天井に用いられる書院風の天井)だけでも見学する価値があります。

館内には生活用具、農機具などを展示

日露戦争直前の明治35年に敷地が購入され、戦争の最中(さなか)に臥牛山(がぎゅうざん=暖帯林と温帯林が接した中国地方特有の林相の山)の国有林から良質の樅(もみ)を伐り出して建てられた擬洋風の学校。
施工は地元大工の妹尾友太郎です。

高梁尋常高等小学校時代の建物の大部分は統合によって撤去され、現存するのは職員室と講堂が残る本館のみですが、郷土資料館として再生され、館内には、江戸時代の商家の部屋と農家の囲炉裏端などが再現されています。

市民の協力によって収集された江戸時代から昭和初期にかけての石臼、振り子時計など生活用具、雁爪(がんづめ=水田で使う除草具)、鬼馬鍬(おにきんが=牛に引かせて土を細かく砕く農具)などの農機具、明治時代に高梁の代表的なな農産物だった葉タバコの栽培に使われた道具類、学校教材、おもちゃなど約3000点を展示。

高梁市郷土資料館
名称 高梁市郷土資料館/たかはししきょうどしりょうかん
所在地 岡山県高梁市向町21
関連HP 高梁市公式ホームページ
電車・バスで JR備中高梁駅から徒歩10分
ドライブで 岡山自動車道賀陽ICから約13km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 高梁市郷土資料館 TEL:0866-22-1479
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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