関西最大級の規模を持つ滋賀県米原市のスキー場「グランスノー奥伊吹」。世界一の積雪記録(1927年2月14日、11m82cm)を誇る伊吹山ですが、その山麓で1970年に奥伊吹スキー場として開業した関西では歴史あるスキー場で、2025年1月10日(金)に55年間の総来場者数が500万人を達成しています。
伊吹山の山麓に関西屈指のスキー場が!
2024−2025年シーズンは、12億円かけた人工造雪機を導入。
過去最速の11月22日からスキー場をオープンさせ、500万人突破の秒読み態勢に入っていました。
2025年1月9日(木)までに499万9628人となり、1月10日(金)は雪が降るという荒天ながらも586人が来場、500万214人となったもの。
同日、『総来場者数500万人達成記念イベント』も開催され、500万人目の来場者のに総額100万円分の豪華プレゼントが手渡されています。
1970年12月5日の開業日は、来場した車3台、来場者数7人という苦難のスタートでした。
1970年といえば『大阪万博』の年、その後、国有林を借り受けてゲレンデを拡大し、1979年に国設奥伊吹スキー場という名に改称しています。
人工降雪機の導入は2007年からですが、毎年増設して営業期間を伸ばし、2018年には日本最高速のリフトを設置するなどして、充実したスキー場に変貌しています。
2019年、グランスノー奥伊吹に名称も変わり、「雄大な自然に囲まれ、すばらしい雪に恵まれたスノーリゾート」をPR、毎年20万人が訪れるスキー場となっています。
伊吹山には1956年開業、近江鉄道が経営する伊吹山スキー場もあり、伊吹山高原ホテルも営業してましたが(リフトは夏山登山にも使われた時代も)、閉鎖され、2010年にリフトなども撤去されています。
世界一の積雪記録を誇る伊吹山、山麓のスキー場が総来場者数500万人を達成! | |
名称 | グランスノー奥伊吹/ぐらんすのーおくいぶき |
所在地 | 滋賀県米原市甲津原奥伊吹 |
関連HP | グランスノー奥伊吹公式ホームページ |
電車・バスで | JR米原駅、JR近江長岡駅から専用シャトルバス利用 |
ドライブで | 北陸自動車道長浜ICから約28km。名神高速道路関ヶ原IC・北陸自動車道米原ICから約32km |
駐車場 | 2700台/有料 |
問い合わせ | グランスノー奥伊吹 TEL:0749-55-0123(8:00〜17:00) |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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