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首里城・奉神門

首里城・奉神門

首里城の正殿(せいでん)の前にある御庭(うなー)に入る最後の門が、首里城・奉神門。神を奉じる(敬う)という意味を持っている門です。1562年に「石造欄干完成」という記録があることから、奉神門の創建はそれ以前ということがわかっています。現在の建物は平成4年に外観のみ復元されたもの。

首里城の正殿に入るための最後の門

首里城空撮 Photo Map

奉神門をくぐった正殿前の御庭は王府の重要な儀式が行なわれる神聖な場所で、門に向かって右側に城内での儀式を行なう君誇(きみほこり)、左側に薬草や茶・タバコを管理する納殿(なでん)があり、君誇御門(きみほこりうじょう)とも呼ばれていました。

奉神門には3つの入口があり、中央は国王や中国からの冊封使(さっぽうし=中国の皇帝が付庸国の国王に爵号を授けるために派遣する使節)のみが通ることができた入口で、その上には「奉神」の文字の扁額が掲げられています。

現在の首里城では、この門から内側が有料施設となっています。

奉神門では毎朝開館5分前に「御開門」(うけーじょー)の儀式が行なわれるのでお見逃しなく。
琉球王朝時代の役人衣装のをまとった係員がドラを叩き「ウケージョー」と発声するもの。

首里城は、日本100名城、そして世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に選定されています。

首里城・奉神門
名称 首里城・奉神門/しゅりじょう・ほうしんもん
所在地 沖縄県那覇市首里金城町1-2
関連HP 首里城公園公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩12分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2km
駐車場 首里杜館地下駐車場/有料
問い合わせ 首里城公園管理センター TEL:098-886-2020
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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