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首里城・歓会門

歓会門

首里城の城郭内部に入る最初の門が勧会門(かんかいもん)。門の左右にはシーサー(獅子=悪霊を追い払う魔除け)が配され門を守っています。第3代の尚真(しょうしん)王時代(1477~1526年)には琉球王国の中央集権化が進みますが、勧会門も王都建設が進められたその頃の創建です。16世紀には勧会門が王城の正門だったことになります。

首里城に入城する最初の門

首里城空撮 Photo Map

歓会門の別名は「あまへ御門(あまえうじょう)」。
「あまへ」は古語で「よろこび」を意味しており、「歓会」はその漢訳。つまりは「歓んで迎える」の意となります。

戦前は国宝でしたが残念ながら沖縄戦で焼失。
昭和49年に復帰事業として再建され、現在では城郭観覧の入口としてなっています。

アーチ状の石造城門の上に木造の櫓がのるというスタイルは久慶門(きゅうけいもん)、継世門(けいせいもん)と同じ。門の両横には魔除けの獅子像「シーサー」が配されています。

なお、首里城は、日本100名城、そして世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に選定されています。

首里城・歓会門
名称 首里城・歓会門/しゅりじょう・かんかいもん
所在地 沖縄県那覇市首里金城町1-2
関連HP 首里城公園公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール首里駅から徒歩12分
ドライブで 沖縄自動車道那覇ICから約2.2km
駐車場 首里杜館地下駐車場/有料
問い合わせ 首里城公園管理センター TEL:098-886-2020
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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