沖縄県糸満市、沖縄県県営平和祈念公園にある沖縄平和祈念堂は、高さ45mの七角形の塔で、摩文仁(まぶに)の高台にそびえ立っています。堂内には、沖縄出身の彫刻家・山田真山(やまだしんざん)が18年の歳月を費やし制作した漆製の平和祈念像が安置されています。
世界に向けて恒久平和を訴える七角形の塔
沖縄県民、そして全国民の平和願望、戦没者追悼の象徴として建設されたのが、沖縄平和祈念堂。
平和祈念像は、像高12m、幅8mで、胎内には「平和の礎」刻銘者名簿が納められ、全戦没者の追悼と世界平和を願う象徴ともなっています。
さらに壁面には、北海道共和町出身で戦後パリで活躍した洋画家・西村計雄(にしむらけいゆう)が沖縄をモチーフに平和への思いを込めて描いた、20点の連作『戦争と平和』を展示(各300号)。
在住するパリから沖縄を訪れて取材を重ね、昭和61年に完成した力作です。
堂内前室の美術展示室では、沖縄平和祈念堂の理念に賛同した洋画家から寄贈された大作を展示。
実は昭和56年、沖縄県内初の美術館として開館した施設です。
国内最大の蝶・オオゴマダラの飼育する蝶園「清ら蝶園」(ちゅらちょうえん)を併設。
沖縄平和祈念堂 | |
名称 | 沖縄平和祈念堂/おきなわへいわきねんどう |
所在地 | 沖縄県糸満市摩文仁448-2 |
関連HP | 沖縄平和祈念堂公式ホームページ |
ドライブで | 那覇空港から約18km |
駐車場 | 300台/無料 |
問い合わせ | 沖縄平和祈念堂管理事務所 TEL:098-997-3011/FAX:098-997-2678 |
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