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安慶名闘牛場

安慶名闘牛場

沖縄県うるま市安慶名、安慶名城跡(安慶名中央公園)のなかにあるのが、安慶名闘牛場(あげなとうぎゅうじょう)。闘牛の盛んなうるま市ですが、メイン会場は県内初のドーム型闘牛場の「うるま市石川多目的ドーム」。野外会場で年1回〜2回闘牛が行なわれるのが、安慶名闘牛場です。

全島闘牛大会の会場が、獅子舞の会場にも

沖縄闘牛の起源については諸説あり定かでありませんが、明治の後半にはすでに「牛闘」として行なわれていた歴史を有しています。
現在ではうるま市、名護市、沖縄市、宜野湾市、南城市、今帰仁村、本部町で伝統の闘牛が行なわれています。
闘牛の盛んなうるま市では「うるま市石川多目的ドーム」、安慶名闘牛場、伊波闘牛場、東恩納闘牛場、屋慶名闘牛場で闘牛を開催。

なかでも安慶名聞牛場はかつては沖縄県闘牛組合連合会が主催する全島闘牛大会会場に指定され、まさに沖縄の闘牛のシンボル的な会場でしたが、メイン会場が「うるま市石川多目的ドーム」となっているため、年間1~2回の開催。
昔ながらの屋外での大会ということから根強い人気があります。

すり鉢状のスタジアムは1万人程度を収容できるという構造。
観客席は全席自由席ですが、闘牛の迫力を体感するためには、できるだけ前列での観戦がおすすめ。
ただし、場外乱闘に備え、3列目以降に陣取るのが得策。

闘牛の開催は少なくなっていますが、10月下旬の『全島獅子舞フェスティバル』(沖縄タイムス社、うるま市教育委員会共催)の会場となり、うるま市内の上江洲獅子舞保存会、江洲獅子舞保存会などの獅子舞を観覧することができます。

ちなみに、日本国内での闘牛は、岩手県(久慈市)、新潟県(長岡市・小千谷市)、島根県(隠岐の島町)、愛媛県(宇和島市)、鹿児島県(徳之島)、沖縄県(うるま市ほか)の6県で行なわれています。

安慶名闘牛場
名称 安慶名闘牛場/あげなとうぎゅうじょう
所在地 沖縄県うるま市安慶名1076
関連HP うるま市公式ホームページ
ドライブで 沖縄自動車道沖縄北ICから約4km
駐車場 安慶名中央公園駐車場(無料)を利用、大きな大会の時は主催者に確認を 無料
問い合わせ うるま市経済部観光振興課 TEL:098-923-7612
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

安慶名城

沖縄県うるま市安慶名、1453年、安慶名大川按司(あげなおおかわあじ)の改築城と伝承される城(グスク)で国の史跡となるのが、安慶名城(あげなぐすく)。城の北側を流れる天願川が別名大川と呼ばれることから、大川城(おおかわぐすく)とも称されてい

 

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