宮古島の西端(北端でもある)の岬が西平安名岬(にしへんなざき)。『正保国絵図』(1644年)、『宮古八重山両島絵図帳』(1647年)では、西平安名岬は「ひゃんな崎」、東平安名岬を「百名崎」と記しています。西平安名岬の東にある世渡崎(せどざき)からは、池間大橋が池間島へと伸びています。池間島の池間遠見は目と鼻の先。
宮古島の西端の岬で宮古馬が放牧
岬付け根には日本在来馬8馬種のひとつ、宮古馬の放牧場があるほか、エネトピア構想の一環である風力発電の風車(宮古風力発電実証研究設備)が回っています。
岬突端からは、晴れていれば伊良部島、池間島、池間大橋を眺望。
宮古馬
サトウキビ畑などでの農耕馬として利用されてきた鹿毛が中心の在来馬。
体高はおよそ120cmほどでポニーの仲間。
琉球競馬にも用いられた馬で、離島ゆえにその純血性が保たれてきました。
中国との交易が盛んであった察度王(さっとおう)の時代(在位1350年〜1395年)には、硫黄とともに琉球から中国への主要な交易品のひとつになっていました。
ちなにに日本在来馬8馬種は、北海道和種(道産子)、木曽馬(長野県開田高原)、御崎馬(宮崎県都井岬)、対州馬(長崎県対馬市)、野間馬(愛媛県今治市)、トカラ馬(鹿児島県トカラ列島)、与那国馬(沖縄県与那国島)と宮古馬の8種。
体高はおよそ120cmほどでポニーの仲間。
琉球競馬にも用いられた馬で、離島ゆえにその純血性が保たれてきました。
中国との交易が盛んであった察度王(さっとおう)の時代(在位1350年〜1395年)には、硫黄とともに琉球から中国への主要な交易品のひとつになっていました。
ちなにに日本在来馬8馬種は、北海道和種(道産子)、木曽馬(長野県開田高原)、御崎馬(宮崎県都井岬)、対州馬(長崎県対馬市)、野間馬(愛媛県今治市)、トカラ馬(鹿児島県トカラ列島)、与那国馬(沖縄県与那国島)と宮古馬の8種。
西平安名岬 | |
名称 | 西平安名岬/にしへんなざき |
所在地 | 沖縄県宮古島市平良狩俣 |
関連HP | 宮古島市公式ホームページ |
電車・バスで | 宮古空港からタクシーで25分 |
ドライブで | 宮古空港から約18.3km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 宮古島市観光商工局 TEL:0980-73-2690/FAX:0980-73-2692 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag