沖縄県石垣市登野城、バンナ公園内を走るバンナスカイライン沿いにある展望台のひとつが、渡り鳥観察所。石垣市街地のすぐ北に南北に連なる標高230.1mのバンナ岳とその麓にある石垣ダム一帯にはバンナ公園が整備され、カンムリワシの卵をイメージした展望所です。
10月中旬にサシバの渡りを観察
バンナ岳と石垣ダム一帯にはバンナ公園が整備されていますが、バンナ岳から北の232.5mピークへと尾根沿いにバンナスカイラインが延びており、海を眺めるドライブコースとなっています。
南から、エメラルドの海を見る展望台、渡り鳥観察所、南の島の展望台と展望施設は3ヶ所整備されていますが、真ん中にあるのが渡り鳥観察所。
展望台からは、北西に名蔵湾、屋良部半島を眺望。
9月末〜10月末の間(例年だと10月15日前後がピーク)、沖縄本島から石垣島へと大量のサシバが渡ってきますが、ピーク時に1日500羽〜800羽もの渡りが観測できる場所で(タカ柱を観察)、全国からサシバ、ハチクマ、チゴハヤブサの渡りを見るために多くの人が集まります。
トイレは近くにある南の島の展望台を利用。
石垣島ではバードウオッチングと野鳥撮影を専門とするガイドもいるので、依頼するのも手です。
ちなみにカンムリワシは、八重山諸島の固有亜種で、留鳥。
石垣島と西表島でのみ繁殖が確認されていますが、絶滅危惧ⅠA類(CR)で国の特別天然記念物です。
バンナ公園・渡り鳥観察所 | |
名称 | バンナ公園・渡り鳥観察所/ばんなこうえん・わたりどりかんそくじょ |
所在地 | 沖縄県石垣市名蔵 |
ドライブで | 石垣港離島ターミナルから約6.5km。石垣空港から約12km |
駐車場 | あり/無料 |
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