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台風岩

台風岩

沖縄県島尻郡北大東村、北大東島の南岸、江崎港近くにあるのが、台風岩。平成21年10月6日に北大東島に接近した台風18号は、最大瞬間風速58.9m/sを記録。その猛烈な風で、横幅約4.6m高さ約3.3mもの巨大な岩が吹き飛ばされたもので、南の島の台風の恐ろしさを伝える、天然のモニュメントです。

北大東島は、海中の岩をも運ぶ強烈な台風の通り道

平成21年10月6日に襲来した台風18号の強風で、巨岩が飛ばされ、道路の擁壁にぶつかって止まったもの。
以来、台風岩の名で呼ばれ、北大東島の観光スポットのひとつになっています。

台風18号は、平成21年10月6日6:00頃に北大東島が暴風域に入り、7日2:00頃、南大東島の北西70kmの海上を北北西に進みましたが、10月6日23:55には南大東島で最大瞬間風速58.9m/sを記録(北大東島の最大瞬間風速は、57.1m/s)。

当時、北大東島では東京都の小笠原村向けの放送を受信しており、台風情報は東京ローカル向けのものだったため(北大東島で地上デジタル放送が受信できるようになったのは平成23年)、島民には台風情報が正確には伝わっていませんでした。

台風の通り道にもあたる北大東島では(多くの台風は南大東島、北大東島を暴風域に巻き込みながら発達しながら沖縄本島へ接近します)、海中の岩が台風の波で打ち上げられることもあるそうですが、風速50m/sは、時速にすると180km(海上暴風警報に相当)、「たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる」というレベルなので、海中の岩も陸に上がるというのもうなづけます。

台風岩
名称 台風岩/たいふういわ
所在地 沖縄県島尻郡北大東村南
ドライブで 北大東空港から約3km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

北大東島燐鉱山遺跡

 沖縄県島尻郡北大東村、北大東島の玄関港である西港のすぐ北側にあるのが、北大東島燐鉱山遺跡(きただいとうじまりんこうざんいせき)。大正8年〜昭和25年の間、化学肥料の原料として重要視された燐鉱石を採掘した鉱山の跡。燐鉱石貯蔵庫の遺

大東ピラミッド

沖縄県島尻郡北大東村、北大東島の黒部岬の東にあるのが、大東ピラミッド。隆起サンゴ礁(大東隆起環礁)で形成される島のため、海岸部を掘り込んで漁港を整備していますが、その時の石灰岩(サンゴ)をピラミッド型に積んだもの。海岸沿いに3基のピラミッド

北大東空港

沖縄県島尻郡北大東村、北大東島の東岸に滑走路が南北に伸びる飛行場が、北大東空港。那覇空港(所要1時間)、南大東空港(所要20分)と結び、琉球エアーコミューター(RAC)が就航。北大東〜南大東は12.5kmで、定期便としては日本最短の航空路線

サドンロック

和歌山県西牟婁郡白浜町、南紀白浜の景勝地、三段壁にある奇岩が、サドンロック。平成30年台風第21号は、日本列島通過後(徳島県南部に上陸、神戸に再上陸)、三段壁の上に忽然と現れたという巨岩(台風岩)で、観光施設「三段壁洞窟」開業50年を記念し

 

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