三輪山を御神体に、古代の信仰形態を現在に伝え「日本最古の神社」とも称されるのが、奈良県桜井市に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ=三輪明神)。祭神は国造りの神様・大物主大神(おおものぬしのおおかみ)ですが、神が顕現(けんげん=化身)する姿が白蛇ということで、巳の神杉(みのかみすぎ)です。
境内各所に卵がお供えされるのは、白蛇の好物だから
本殿は設けず、三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという古代の神祀りを今に伝える古社が、大神神社。
そんな大神神社で、蛇は親しみを込めて「 巳さん」(みさん)と呼ばれ、福徳をもたらす霊威 (れいい) と崇められています。
境内の各所に境内の各所に卵がお供えされているのは、崇敬者が巳さんの好物の卵をお供えしているから。
巳の神杉は、大物主大神の化身の白蛇が棲むことから名付けられたご神木で、やはり卵がお供えされ、巳年ならではのパワースポットになっています。
巳年には参拝者が増えることから、授与品にも巳年限定の蛇柄御守などが用意されています。
また、毎月1日が『お朔日詣り』で、深夜0:00頃から続々と参拝者が訪れます。
10:00〜拝殿で『月次祭』(つきなみさい)が斎行され(参列自由)、拝殿前では神木の「お杉」(200円)が授与されます。
【巳年に参拝したい神社】 日本最古の大神神社では白蛇は神の化身 | |
名称 | 大神神社/おおみわじんじゃ |
所在地 | 奈良県桜井市三輪1422 |
関連HP | 大神神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR三輪駅から徒歩5分 |
ドライブで | 名阪自動車道天理東ICから約11km |
駐車場 | 380台/無料(日曜、祝日は有料) |
問い合わせ | 大神神社 TEL:0744-42-6633/FAX:0744-42-0381 |
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