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中之島公園

中之島公園

明治24年12月1日、大阪市で初めて誕生した都市公園が中之島公園。堂島川と土佐堀川の間、中之島の御堂筋から東が公園として整備され、豊かな緑と花を楽しむことができます。公園の中央にあるバラ園は東西500mに及ぶ大阪市内最大規模のバラ園で、バラの小径なども整備され、シーズンには310品種3700株のバラの花が楽しめます。

大阪市内最大規模のバラ園は散策に絶好

面積10.6haの緑あふれる都心のオアシスで、淀屋橋から肥後橋まで延長400mの中之島緑道は散策にも絶好。
また、バラ園の東には芝生広場が広がっています。
園内西側(御堂筋側)には大阪市役所、大正7年築のネオ・ルネサンス建築の傑作といわれる大阪市中央公会堂(国の重要文化財)、明治37年築でローマのパンテオンを模した大阪府立中之島図書館(国の重要文化財)、東洋陶磁美術館などもあります。

公園の東側に架かる天神橋は、初代が文禄3年(1594年)架橋という歴史ある橋で、難波橋、天満橋とともに浪華三大橋と呼ばれています。
大阪天満宮への参道というのが橋の名の由来です。
大正以前は天神橋の下は河川でしたが、大川の浚渫で出た土砂を利用して埋め立てが進み、現在では中之島公園を跨ぐようになっています。

江戸時代には、舟運を利用して、全国各藩の大坂蔵屋敷が建ち並んでいました。
明治維新で荒廃し、一時は追剥ぎが昼間でも出没したほどだったとか。
公園となる以前の明治12年には、京都の豊國神社の分霊を招いて豊國神社(現・大阪城内)が建立され、梅、桜、藤が植栽されています。
「浪花橋の西一域の地市民縦遊の公園を設く、噴水を設け、飛泉高く水珠を飛ばす。夜は彩色電気を照らして更に観を添ゆるあり、夏時最も賞すべし」(明治29年刊『大阪新繁昌記』)。

中之島公園
名称 中之島公園/なかのしまこうえん
所在地 大阪府大阪市北区中之島1
関連HP 大阪市花と緑の情報サイト
電車・バスで 地下鉄淀屋橋駅からすぐ
ドライブで 阪神高速道路環状線北浜ランプからすぐ
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 扇町公園事務所 TEL:06-6312-8121
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

水晶橋

2020年8月12日

天神橋

2020年8月12日

中之島公園バラ園

2020年8月11日

大阪市立東洋陶磁美術館

2019年4月3日

大阪府立中之島図書館

2017年11月18日

大阪市中央公会堂

2017年11月18日

 

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