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日蓮宗霊場 能勢妙見山

日蓮宗霊場 能勢妙見山

大阪府豊能郡能勢町、標高660.0m、北摂の名峰・妙見山(兵庫県との県境)の山頂にある日蓮宗の関西随一の霊場が、日蓮宗霊場能勢妙見山。妙見大菩薩とは北辰(北斗七星・北極星)の信仰に始まる開運の守護神で、開運隆昌、五穀豊穣、除災招福などにご利益が大。

北極星信仰の聖地は、妙見山の山頂に!

「能勢の妙見さん」としてそのご利益は全国に知れ渡り、将棋の名人・坂田三吉の妻、お春が信仰し、坂田三吉は関根八段との対局の前夜、屋根の物干し場で太鼓をたたいて「能勢の妙見さん頼んまっせ」と願ったことで有名。

妙見山の山頂一帯は、能勢町地黄にある真如寺(「関西身延」)の飛び地境内で、寺名は「無漏山境外(けいがい)仏堂能勢妙見山」が正式名。

能勢妙見山の創建は江戸時代初めの慶長8年(1603年)。
能勢氏の鎮護として古くから祀られてきた妙見大菩薩を法華経の守護神として祀ったのが始まりです。
現存する本殿、経堂、絵馬堂は天明7年(1787年)、能勢頼直の再建。
能勢頼直は、江戸の下町本所の江戸下屋敷に妙見大菩薩のご分体を祀って多くの信仰を集め、とくに勝小吉・勝海舟親子の熱烈な信仰で有名(能勢妙見山東京別院として墨田区本所に現存)。

境内周辺のブナの森は大阪府の天然記念物。
山門と鳥居が共存するのは神仏混淆時代の名残りです。

ご祈祷は、開運殿(本殿)内陣に昇殿して行なわれますが、なるべくなら事前予約を。
4月20日に妙見山本殿で行なわれる『開運祭』では年に1回の「勝利開運之守」が、参詣者に授与されるので、お見逃しなく。

アプローチは兵庫県川西市側から妙見の森ケーブル、妙見の森リフトを使う方法、ハイキングで到達するプラン、兵庫県道・大阪府道605号(国崎野間口線)を利用などが可能。
ご祈祷などを申し込めば、能勢電鉄・妙見口駅からの妙見山送迎バスも利用できます。

信徒会館「星嶺」
日蓮宗霊場 能勢妙見山
名称 日蓮宗霊場 能勢妙見山/にちれんしゅうれいじょう のせみょうけんさん
所在地 大阪府豊能郡能勢町野間中661
関連HP 日蓮宗霊場 能勢妙見山公式ホームページ
電車・バスで 妙見の森リフトで妙見山下車、徒歩15分
ドライブで 阪神高速11号池田線池田木部ICから約18km
駐車場 山上駐車場(500台/有料)
問い合わせ 日蓮宗霊場 能勢妙見山 TEL:072-739-0329/FAX:0727-39-2883
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

妙見口駅

大阪府豊能郡豊能町(とよのちょう)吉川にある能勢電鉄妙見線の駅が、妙見口駅。日蓮宗の能勢妙見山(能勢妙見堂)への登山口として大正12年11月3日、能勢電気軌道の妙見駅として延伸開業。妙見の森ケーブル黒川駅へは、徒歩だと20分ほど必要で、路線

妙見の森ケーブル【廃止】

兵庫県川西市、山麓の黒川駅とケーブル山上駅を結ぶ能勢電鉄運営のケーブルカーが、妙見の森ケーブル。ケーブル山上駅では妙見の森リフトに連絡し、妙見山の山上に到達できます。能勢電気軌道(現・能勢電鉄)が妙見山への参詣の足として大正14年に開業し

妙見の森リフト【廃止】

兵庫県川西市、妙見の森ケーブルのケーブル山上駅で、ケーブルカーと連絡するのが能勢電鉄の妙見の森リフト。ふれあい広場~妙見山の妙見山の山上部に架かるリフトで、戦前はケーブルカーが下部線、上部線に分かれていましたが、戦時下に廃止された上部路線

妙見山別院

東京都墨田区本所4丁目、「能勢の妙見さん」としてそのご利益が全国に知れ渡る日蓮宗霊場能勢妙見山(大阪府豊能郡能勢町)の東京別院が、妙見山別院。北辰(北斗七星・北極星)の信仰に始まる開運の守護神・妙見大菩薩を祀る寺で、勝小吉・勝海舟親子の信仰

 

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