大阪府富田林市、富田林市富田林伝統的建造物群保存地区に選定される寺内町・富田林にある明治25年地区の町家が旧田中家住宅。主屋は向かって右側に土間、左手に四間取の居室を配置した明治期の農家型住宅で、国の登録有形文化財に指定。
富田林市にある明治期の農家型住宅
明治時代には富田林の資産家となっていた田中家。
主屋は2階建てで、東側は一段低くなって越屋根(煙出し)が付いています。
現在は文化的活動などに利用できる施設として再生され、主屋の座敷部分が有料の貸し部屋になっています。
ちなみに、旧田中家住宅は、前を通る道路の道幅が狭かったため、主屋を曳屋工法で東へ2.5m、北へ0.8mほど移動させています。
改修前の正面には、壁と門がありましたが、今では取り払われ、道路から主屋が見えるように変化しています。
富田林の町家に典型的な、煙出し、忍返し(しのびがえし)、鬼瓦の3点セットが、旧田中家住宅でも確認できます
旧田中家住宅 | |
名称 | 旧田中家住宅/きゅうたなかけじゅうたく |
所在地 | 大阪府富田林市本町7-2 |
関連HP | 富田林市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 近鉄富田林駅から徒歩5分、富田林西口駅から徒歩10分 |
ドライブで | 阪和自動車道美原南ICから約7km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 富田林市文化財課 TEL:0721-25-1000/FAX:0721-25-9037 |
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