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鉢塚古墳

鉢塚古墳

大阪府藤井寺市藤井寺4丁目、岡ミサンザイ古墳の北側にある前方後円墳が、鉢塚古墳 (はちづかこふん)。古市古墳群を構成する1基で、世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」の構成資産にもなっています。墳丘長60mと、古市古墳群の前方後円墳としては少し小ぶりで、周濠も埋め立てられています。

岡ミサンザイ古墳の陪冢

鉢塚古墳は、岡ミサンザイ古墳(5世紀末〜6世紀初めの築造)の北側100mほどのところにある前方後円墳で、前方部が西を向いて築かれています。
5世紀末葉〜6世紀初め(古墳時代中期末葉)の築造と推測され、かつては盾形の周濠が巡らされ、墳丘のテラスには円筒埴輪が並んでいました(葺石はありませんでした)。
後円部の周濠部分には現在、藤井寺西幼稚園が建っています。

岡ミサンザイ古墳と鉢塚古墳、そして岡ミサンザイ古墳の東側にある落塚古墳は、ほぼ同時期に築かれた古墳のため(割塚古墳、岡古墳はそれよりも1世紀も前の築造)、鉢塚古墳と落塚古墳は岡ミサンザイ古墳の陪冢(ばいちょう)で、岡ミサンザイ古墳の被葬者と密接な関係のあった人物であることがわかります。

鉢塚古墳
名称 鉢塚古墳/はちづかこふん
所在地 大阪府藤井寺市沢田4-5
関連HP 藤井寺市公式ホームページ
電車・バスで 近鉄藤井寺駅から徒歩10分
駐車場 なし
問い合わせ 藤井寺市教育委員会事務局教育部文化財保護課 TEL:072-939-1111/FAX:072-939-1419
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

岡ミサンザイ古墳

大阪府藤井寺市にある墳丘長242mという巨大な前方後円墳が、岡ミサンザイ古墳。古市古墳群を構成する古墳で(古市古墳群では3番目、国内でも16位という巨大古墳)、百舌鳥・古市古墳群として世界文化遺産に登録。宮内庁は第14代仲哀天皇の陵に治定じ

 

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