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龍門の滝

龍門の滝

大分県玖珠郡九重町(ここのえまち)松木、松木川にかかる落差26m、幅40mの豪快な二段落としの滝が、龍門の滝。筑紫溶岩台地が削られた美しい岩の上に、水晶のすだれをかけたように落下。中間の濃い緑の滝壷からあふれる水は、なめらかな一枚岩の表面を無数の白玉となって落下しています。

滝名は、渡来僧・蘭渓道隆が黄河上流の龍門に見立てて命名

一帯は100万年前の火山活動で噴出した筑紫溶岩台地(豊肥火山活動末期に流出した輝石安山岩溶岩=筑紫溶岩)で、柱状節理も発達しています。

流れ落ちる水に乗って岩床を滑ることができる、天然のウォータースライダーは、夏の風物詩としても有名(令和2年、龍門の滝に向いて左側面の崖の一部が崩落し、以降滝すべりは中止に、岩床周辺の立ち入りは危険)。

鎌倉時代に南宋から渡来した臨済宗の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が建立したと伝わる、竜門寺(黄檗宗)境内からも龍門の滝を眺めることができますが、滝名も蘭渓道隆が中国の黄河上流の龍門に似ていることから命名したと伝えられています。

龍門の滝
名称 龍門の滝/りゅうもんのたき
所在地 大分県玖珠郡九重町松木龍門
関連HP 九重町公式ホームページ
電車・バスで JR豊後森駅から日田バス竜門の滝行きで20分、終点下車
ドライブで 大分自動車道九重ICから約11km
駐車場 龍門の滝公共駐車場(35台/無料)
問い合わせ 九重町商工観光・自然環境課 TEL:0973-76-3150/FAX:0973-76-2247
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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