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両子寺

両子寺

大分県国東市安岐町の両子山中腹にある天台宗の別格本山、両子寺(ふたごじ)。奈良時代初期の養老2年(718年)、伝説の僧・仁聞(にんもん)菩薩によって開創されたと伝えられる六郷満山の中山本寺で、山岳修行の根本道場であり、修行の地として栄えた六郷満山の総持院。山門に続く石段が見事で、石造仁王像が出迎えてくれます。

六郷満山の総寺院として繁栄

石段の両脇には、文化11年(1814年)の作とされる国東半島最大級の石造仁王像が睨みを利かし、大講堂には鎌倉時代の阿弥陀如来が祀られています。

広大な境内には不動霊場の護摩堂(祀られる不動明王像も鎌倉時代の作)、不老長寿・子授け申し子祈願の奥の院、百体観音などがあり、瀬戸内海国立公園に指定された一帯の森は、「森林浴の森100選」に選定されています。
現存する奥の院は、弘化3年(1846年)、杵築藩9代藩主・松平親良(まつだいらちかよし)の寄進。
秋には境内が一面の紅葉に覆われ、多くの参拝客で賑わいます。
宇佐神宮六郷満山霊場第31番札所(特別札所)。
国東六郷満山霊場第13番札所。

子宝祈願としても有名で、夫婦同伴の上、午(うま)の日に袋と供物と祈願料を添え、参拝するのが習わし。

両子寺
名称 両子寺/ふたごじ
所在地 大分県国東市安岐町両子1548
関連HP 両子寺公式ホームページ
電車・バスで JR杵築駅から大分交通バス安岐ターミナル行きで25分、終点乗り換え、両子寺行きで35分、終点下車
ドライブで 大分空港道路杵築ICから約25.1km
駐車場 150台/無料
問い合わせ 両子寺 TEL:0978-65-0253/FAX:0978-65-0025
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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