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坊主地獄・鉱泥温泉

鉄輪温泉(かなわおんせん)から明礬温泉へ向かう入口に位置する天然坊主地獄。「別府地獄めぐり」のルートには入っていないため訪れる人はさほど多くはありませんが、その歴史は古く、約480年前、かつて延内寺の境内だった場所が大地震で地割れし、高温の泥湯が噴出したと伝わります。つまり、ここが泥火山の火口だったというわけです。

坊主地獄の天然鉱泥を使った効能豊かな温泉

泥湯がぼこぼこと吹き上がるさまが、まるで坊主頭のようなので、以来、坊主地獄と呼ばれるようになったのだとか。
現在は日本庭園のような園内に遊歩道が巡らされており、散策が可能。

「鶴見の坊主地獄」として大分県の天然記念物に指定されており、「別府地獄めぐり」(別府地獄組合)加盟の鬼石坊主地獄と区別するために、「本坊主」と呼ばれることも。

各所で今も泥湯や温泉の湯煙が吹き上がっています。
また敷地に隣接して湯小屋があり、この90℃を越えるという泥湯を引いた「鉱泥温泉」が建っています。
こちらも実は知る人ぞ知る日帰り入浴施設で、地元では泉質では随一とも噂される温泉。
男女別の大きな露天風呂と小さな泥湯があり、泥湯は肌がすべすべ、保温効果も高いのが特長。
湯はサラサラしているので、手で泥をすくってパックすることはできません。
泥湯の中につかり、外に上がって自然乾燥をするを繰り返す独特の入浴方法になっています。

温泉ツウに人気の入浴施設ですが、一般開放は午前中のみとなっています。

坊主地獄・鉱泥温泉
名称 坊主地獄・鉱泥温泉/ぼうずじごく・こうでいおんせん
所在地 大分県別府市小倉6
ドライブで 東九州自動車道別府ICから約2.3km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 坊主地獄・鉱泥温泉 TEL:0977-66-0863
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

雲仙地獄・泥火山

2020年12月6日

 

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