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願成就寺

願成就寺

大分県速見郡日出町にある天台宗の古刹、願成就寺(がんじょうじゅじ)。養老年間(717年~724年)、六郷満山の創建者・仁聞(にんもん)が建立、天徳4年(960年)、空也上人が再興したと伝えられます。国東六郷満山の総結願寺として、「赤松の妙見様(日出妙見尊)」と呼ばれ親しまれています。

国東六郷満山三十三ヶ所霊場の33番目、総結願寺

願成就寺の寺名は、奈良時代の伝説の僧・仁聞が願をたて、国東六郷の山々に多くの寺を建立、最後にこの寺の建立で、ついに願いが成就したことから命名されたもの。
本尊は、妙見菩薩。
石段の途中の高さ3mを超える石造宝塔(国東塔)は、応長元年(1311年)の銘が刻まれ、大分県の文化財に指定されています。
本堂に安置される木造薬師三尊像(薬師如来座像、脇侍日光菩薩立像、月光菩薩立像)は鎌倉時代後期の作。
2月10日〜2月11日の『願成就寺春の大祭』(『赤松妙見尊春季大祭』)では、5升もの大鏡餅を供えることが有名で、大般若会転読、採燈護摩・火渡り、大鏡餅が当る、福運くじ引きなどが行なわれています。

『願成就寺春の大祭』で斎行される火渡り
願成就寺
名称 願成就寺/がんじょうじゅじ
所在地 大分県速見郡日出町藤原6599-1
関連HP ひじ町ツーリズム協会公式ホームページ
ドライブで 大分空港道路日出ICから約4.5km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 願成就寺 TEL:0977-72-5423
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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