栂池自然園へと登る「栂池パノラマウェイ」。最初に乗るのが「栂池ゴンドラリフト「イヴ」」(「アダム」は八方尾根に架かっています)、そして栂の森駅で乗り継ぐのが栂池ロープウェイ。実は、「栂池パノラマウェイ」は、ゴンドラリフトからロープウェイに乗り継ぐ、珍しい場所。じゃあ、ゴンドラリフトとロープウェイ、何が違う!?
そもそもゴンドラリフトは「リフト」なの!?
栂池パノラマウェイは「ゴンドラリフトイヴ」と栂池ロープウェイを乗り継ぎます。
ゴンドラリフトは、ヨーロッパアルプスなどではお馴染みのスタイルで、小型のゴンドラが、雲上の世界へと運んでくれるもの。
栂池の「ゴンドラリフトイヴ」は、6人乗りのゴンドラが、次々に発着するスタイルで、家族、カップルごとのプライベート空間が保たれる仕組み。
意外に知られていないのが「ロープウェイとゴンドラリフトの違い」。
これを『時刻表』などの編集に長年携わった小野澤さんに聞いてみると、
「ロープウェイは索道(さくどう)、ゴンドラリフトは簡易索道でリフトの仲間なんです」
とのこと。
ゴンドラリフトは、よく見ると起終点の駅でぐるぐると回る部分があります。
ロープウェイは基本、片側相互運転で、真ん中で双方のゴンドラがすれ違いますが、ゴンドラリフトはそれがありません。
どうやら、リフトにゴンドラを乗せたのが「ゴンドラリフト」ということのようです。
ロープウェイとゴンドラリフトその両方を体験できるのが、栂池自然園。
乗車にあたっては、ぜひ、その違いをじっくりと観察してください!
表示したTwitterは、「#いちばん美しいところ 栂池&小谷取材会」(2017年7月)の時に発信した内容です。
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