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東京らくらく舟旅通勤 日本橋~豊洲

東京らくらく舟旅通勤 日本橋~豊洲

東京都では、舟運が身近な観光・交通手段として定着し、水辺のにぎわいを創出するよう2016年度からさまざま取り組みを進めていますが、その目玉的な「らくらく舟旅通勤」の第1弾として、日本橋~豊洲航路が、2023年10月から運航を開始します。

日本橋~豊洲で定期船(通勤用の水上バス)の運航がスタート!

東京都の報道資料を転載

運航を担うのは、観光汽船興業と三井不動産で、豊洲側は、豊洲ぐるり公園乗船場を利用。
豊洲エリアには、東京都観光汽船が利用するメモリアルドック内の豊洲乗船場、豊洲市場に近いミチノテラス豊洲桟橋、東電堀の奥にある豊洲ぐるり公園乗船場もありますが、「らくらく舟旅通勤」で使われるのは、メモリアルドック内の豊洲乗船場です。

東京都ではこれまで「らくらく舟旅通勤」の実証実験を、豊洲ぐるり公園〜日の出(竹芝)〜お台場海浜公園、両国〜日の出〜天王洲(東品川二丁目)、日本橋〜朝潮運河〜日の出などで行なってきましたが、当初は日の出桟橋と浜松町駅をシャトルバスで連絡するプランで行なっていましたが、今回の本番では、日本橋とを直結して利便性を大幅にアップすることに。

ルート的には豊洲乗船場から晴海運河を経由して隅田川に入り、さらには日本橋川を遡って日本橋船着場へという航路。

陸上交通で豊洲から日本橋に向かうと、東京メトロ有楽町線、銀座線を銀座一丁目・銀座駅で乗り換えれば20分ほど。
船旅は30分ほどはかかりますが、混雑する電車よりも快適さはあるのかもしれません。

2024年4月には東京湾クルージングと野村不動産が、晴海桟橋~日の出桟橋にも「らくらく舟旅通勤」を就航予定となっています。

「交通手段として舟運」に対する補助制度が活用されるため、運航事業者に対しては2023年度から3年間という期間限定で運航経費の半額を補助する仕組み。
日本橋と豊洲で都市開発を行なう三井不動産が発着地を整え、観光汽船興業が実際の運航を担うという関係で、日本橋の船着場は橋の南岸。

東京らくらく舟旅通勤 日本橋~豊洲
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

豊洲乗船場(メモリアルドック)

東京都江東区豊洲2丁目、アーバンドックららぽーと豊洲前にあるのが、東京都観光汽船の浅草行き「ヒミコ」が発着する豊洲乗船場。メモリアルドックと呼ばれるように船が出入りする際には入口の跳ね橋(アーバンゲートブリッジ)が跳ね上がるユニークな構造に

 

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