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別所沼公園

別所沼公園

埼玉県さいたま市南区、文教都市として知られる浦和市街の中心部にある別所沼を中心としたさいたま市営の公園が別所沼公園 。ラクウショウ500本、メタセコイア330本が植栽され、美しい並木を形成しています。武蔵浦和駅から別所沼公園まで暗渠となった別所排水路が「花と緑の散歩道」として整備され、散策に絶好。

博徒の親分が築いた「昭和園」が前身

もともとは大宮台地(洪積台地)の谷地に水が溜まったもので、古くは水田かんがい用水のため池として貯水され利用されていました。
大正15年、深川の小島長次郎が私財を投じて沼一帯の土地を購入し、桜を植え、藤棚を築いて昭和園を開園。
小島長次郎は、茨城県下館(現・茨城県筑西市)出身。
幼少にして上京し、博徒の親分(貸元)「茨城長」、そして洲崎遊廓の貸座敷「長生楼」の主人となり、さらには政府が組織した右翼団体「大日本国粋会」の幹事を務めていました。
沼に浮かぶ弁天島の別所沼弁財天は、昭和2年、深川の洲崎神社から分霊を勧請して創建。

戦後、当時の浦和市が荒廃した昭和園を買い取り、広さ7.9haの別所沼公園として開園したもの(その後、埼玉県に移管後、さいたま市に再移管)。

園内には、遊具の備わる児童広場、多目的広場、詩人・立原道浩を記念した「ヒヤシンスハウス」、「別所沼会館」、埼玉県の姉妹州であるメキシコ州から贈られた風の神の像などがあるほか、別所沼の周囲には足に優しい舗装素材で一周1000mの「トリムコース」も整備されています。
「別所沼会館」は、埼玉県の保養施設で、「ガーデンレストラン」でランチが味わえるほか、エコノミーに宿泊も可能。
ビーフカレー、ハヤシライス、牛サーロインステーキなど、人気のランチとなっています。

名称 別所沼公園/べっしょぬまこうえん
所在地 埼玉県さいたま市南区別所4-12-10
関連HP さいたま市公園緑地協会公式ホームページ
電車・バスで JR中浦和駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速道路浦和南IC・浦和北ICから約3km
駐車場 別所沼公園駐車場(20台/無料)
問い合わせ TEL:048-711-2290/FAX:048-836-5200
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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