埼玉県さいたま市緑区、芝川第一調整池の北側、芝川沿いにあるのが、浦和くらしの博物館民家園。さいたま市現存最古の民家「旧蓮見家住宅」など、さいたま市内に残る伝統的な建造物7棟を見沼の自然の残されるエリアに移築復元した1.6haの野外博物館で、初夏には古代ハス(古代蓮)が咲きます。
6月中旬〜7月下旬頃には古代ハスが見頃に
江戸時代中期(18世紀の前半)築と推測されるさいたま市に現存する最古の民家である「旧蓮見家住宅」のほか、江戸時代後期の豪農の長屋門である「旧武笠家表門」、茅葺きの穀類を保存する板倉「旧中島家穀櫃」、安楽寺(明治初年に廃寺)の庫裏(くり)だったという安政5年(1858年)築の「旧野口家住宅」、浦和宿の肥料荒物商だった「旧綿貫家住宅」、中山道沿いで煎餅を製造販売した商家で安政年間(1854年〜1860年)築の「旧高野家住宅」、国の登録有形文化財に指定される「旧浦和市農業協同組合三室支所倉庫」、元文3年(1738年)築の「旧丸山稲荷社本殿」が移築復元されています。
毎月、自然観察会「見沼を歩こう」、「子ども農作業体験講座」などの講座も設定。
「古代蓮の里」で有名な行田市教育委員会から平成7年に寄贈された古代ハスは、例年6月中旬〜7月下旬頃に見頃を迎えます。
「古代蓮」の花は、早朝に咲き始め、昼頃には花が閉じ始めてしまうので、なるべくなら開演直後、遅くとも午前中に観賞を。
画像協力/さいたま市
浦和くらしの博物館民家園 | |
名称 | 浦和くらしの博物館民家園/うらわくらしのはくぶつかんみんかえん |
所在地 | 埼玉県さいたま市緑区下山口新田1179-1 |
関連HP | さいたま市公式ホームページ |
電車・バスで | JR東浦和駅から徒歩25分。JR浦和駅から国際興業バス東川口駅北口行き、大崎園芸植物園行き、大門経由浦和美園駅行きで念仏橋下車 |
ドライブで | 東北自動車道浦和ICから約2km |
駐車場 | 80台/無料 |
問い合わせ | 浦和くらしの博物館民家園 TEL:048-878-5025/FAX:048-878-5028 |
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