滋賀県湖南市の雨山文化運動公園、東海道・石部宿(いしべしゅく)を復元した「石部宿場の里」にあるミュージアムが東海道石部宿歴史民俗資料館。東海道、江戸から数えて51番目の宿場が石部宿で、宿場の南に位置する資料館では、石部宿や本陣に関する資料を中心にその歴史を詳細に解説しています。
石部宿を再現した「石部宿場の里」にある資料館
石部宿は京から東へ下る旅人の多くが最初に泊まる宿場(「京立ち石部泊まり」)として繁栄した宿場。
京〜石部間は9里4町(38km)で、京を朝出立すると、夕方に石部宿に到達できるので、参勤交代の大名、そして一般の旅人も利用したのです。
石部宿は、その重要性から江戸時代を通じて幕府の直轄地で、幕府直轄の小島本陣、膳所藩直轄の三大寺本陣と2軒の本陣があり、32軒の旅籠が軒を並べた大宿でした。
館内では、小島本陣に残された関札や宿帳、1/20の宿場復元模型などが展示されています。
雨山文化運動公園(旧東海道からは徒歩20分)一帯は「石部宿場の里」として整備され、資料館があるほか旅籠、茶店、商家など昔の宿場が再現されています。
東海道石部宿歴史民俗資料館 | |
名称 | 東海道石部宿歴史民俗資料館/とうかいどういしべじゅくれきしみんぞくしりょうかん |
所在地 | 滋賀県湖南市雨山2-1-1 |
関連HP | 湖南市公式ホームページ |
電車・バスで | JR石部駅から徒歩25分 |
ドライブで | 名神高速道路栗東ICから約7km |
駐車場 | 30台/無料、雨山文化運動公園駐車場(300台) |
問い合わせ | 東海道石部宿歴史民俗資料館 TEL:0748-77-5400 |
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