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白雲館

白雲館

滋賀県近江八幡市にある学校建築の遺構が白雲館。明治10年、近江商人が子弟の教育のために八幡東学校として建てられた擬洋風建築で、その後、八幡町役場、蒲生郡役所、八幡町信用組合、電報電話局などとして使われてきたものを平成6年に解体修理、明治期の姿に復元。国の登録文化財に指定されています。

明治初期に八幡商人の子弟を育てた学校の遺構

日牟禮八幡宮の鳥居前に建ち、玄関上部の唐破風と屋根上の太鼓楼の組み合わせは、松本の開智学校に似ています。
棟梁は近江八幡の大工・高木作右衛門(たかぎさくえもん)。
近江八幡の高木家は、日牟禮八幡宮、本願寺八幡別院、高田派本山専修寺如来堂なども担当した有名な宮大工の家系。
建築費用の6000円は、八幡商人の寄付で賄っていますが、現在の価値に換算すると数千万の建設費用になります。
明治維新動乱期を乗り越え、八幡蚊帳から「ふとんの西川」へと転身を図った11代・西川甚五郎(近江八幡の名誉市民第2号)が活躍したのもその時代です。

白雲館の1階はトイレ、観光案合所で近江八幡の観光名所や歴史がテレビモニターで見ることができ、特産品を販売するコーナーも用意。
2階は市民ギャラリーとして開放されています。

白雲館
名称 白雲館/はくうんかん
所在地 滋賀県近江八幡市為心町元9
関連HP 近江八幡市公式ホームページ
電車・バスで JR近江八幡駅から近江鉄道バス八幡山ロープウェイ方面行きで7分、大杉町下車、すぐ
ドライブで 名神高速道路竜王ICから約12km
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 白雲館 TEL:0748-32-6181
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日牟禮八幡宮

滋賀県近江八幡市にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、平安時代の創建(伝承では2世紀の創建)という古社。古くから八幡商人(近江商人)の尊崇を集めています。3月の『左義長まつり』、4月14日〜4月15日の『八幡まつり』の宵祭(松明祭)は

 

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