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安楽寺

安楽寺

古代、藤原不比等(ふじわらのふひと)の別荘だった地に、鎌倉時代中期、関白・九条忠教(くじょうただのり)が安楽精舎(あんらくしょうじゃ/精舎=修行者の居所)を建立したのが始まりという臨済宗妙心寺派の古刹が滋賀県長浜市の安楽寺。宋に渡った後に東福寺住持となった山叟慧雲(さんそうえうん=仏智禅師)の開山。

夢窓疎石の作庭と伝わる庭園も必見!

室町時代には将軍・足利尊氏(あしかがたかうじ)の庇護を受けて、隆盛を極めましたが、戦国時代、浅井・朝倉軍と織田・徳川軍が激突した姉川の戦いの戦火で焼失荒廃。

江戸時代初期に、彦根藩主井伊直孝により再建されています。

仏智禅師像および達磨像は鎌倉時代の作、本尊の釈迦牟尼仏は室町時代の作。
夢窓国師の作と伝わる庭園でも知られ、琵琶湖を模した池を中心とする山水廻遊式鶴亀庭園は、伊吹山、比良・比叡の山並みを借景にします。
「遺命により当山に納む」と記録に残る「足利尊氏の爪墓」も現存。

禅寺らしい凛とした雰囲気が漂います
足利尊氏の爪墓
安楽寺
名称 安楽寺/あんらくじ
所在地 滋賀県長浜市細江町105
関連HP 長浜市公式ホームページ
電車・バスで JR北陸本線長浜駅から近江バス木之本行き・びわ町タウンバスで曽根口下車、徒歩5分
ドライブで 北陸自動車道長浜ICから約5km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 安楽寺 TEL:0749-72-2381
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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