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奥出雲おろちループ

奥出雲おろちループ

島根県仁多郡奥出雲町を走る国道314号、全長2360m、区間標高差105mを誇る日本一の大ループ。二重ループ内に展望台が3ヶ所あるほか、ループの最上部には「道の駅奥出雲おろちループ」があり、休憩スポットになっています。並走する木次線は三段式スイッチバックで中国山地越えの高度差を克服しています。

中国山地を越える国道314号の二重ループ

全長2360m、区間標高差105m、最小半径100m(1重目)、200m(2重目)の二重ループで、下から順に坂根トンネル、新紅葉橋、冷泉橋、雲龍橋、平家トンネル、雲上橋、新三国橋、新平家橋、三井野大橋の7つの橋と2つのトンネルで構成されています。
「道の駅奥出雲おろちループ」があるのは、新平家橋と三井野大橋の間。
展望台は、「道の駅奥出雲おろちループ」(三井野大橋と木次線を眺望)、おろちループ展望台(新三国橋と新平家橋の間/雲龍橋を眼下に)、平家平展望台(三井野大橋の東詰/道の駅から徒歩、横断歩道を渡る)の3ヶ所。

名称の由来は、出雲神話の里らしく八岐大蛇(やまたのおろち)からとったもの。
その姿はまさに出雲神楽でも人気の八岐大蛇が蜷局(とぐろ)を巻いた感じです。

奥出雲おろちループの最上部、道の駅の反対側には「奥出雲鉄の彫刻美術館」、宿泊施設の「三国ロッジ」(長期滞在も可能な、貸し切り型の宿泊施設)があり、奥出雲町の観光拠点にもなっています。

奥出雲おろちループの入口に位置するJR木次線出雲坂根駅はJR西日本唯一の三段式スイッチバック野駅。
ドライブ途中でお立ち寄りを。

奥出雲おろちループ
名称 奥出雲おろちループ/おくいずもおろちるーぷ
所在地 島根県仁多郡奥出雲町八川
関連HP 奥出雲町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR三井野原駅から徒歩20分
ドライブで 中国自動車道東城IC、庄原ICから約37km
駐車場 66台/無料
問い合わせ 道の駅奥出雲おろちループ TEL:0854-52-3111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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