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高崎だるま市

高崎だるま市

1月1日〜1月2日10:00〜16:00の間、群馬県高崎市の高崎駅西口駅前通りで『高崎だるま市』が盛大に開かれます。だるまの全国シェアの8割を占めるといわれる全国的にも有名な「高崎だるま」は、上野国碓氷郡上豊岡村(現・群馬県高崎市上豊岡町)の山縣友五郎が作り始めたもの。

全国で最も早いだるま市を、だるまの生産地・高崎で開催!

山縣友五郎は、上野国碓氷郡上豊岡村に寛政5年(1793年)に生誕。
武蔵国の人形店で修行し、江戸で疱瘡(ほうそう)除けで赤いだるまがお守りのように扱われていたことをヒントに、だるま作りを始めたのだと推測されています。
文化文政年間(1804年〜1830年)には盛んに作られるようになり、横浜開港後に養蚕農家が増大したことで、蚕の「起き」(脱皮)につながる七転八起という縁起物のだるまの需要も増大したのです。

高崎だるまは、眉は鶴、鼻から口鬚は亀を表現する縁起の良い福入だるまで、現在50軒以上の家で年間120万個のだるまを生産。
だるまの片目を開けなくしたのは、養蚕農家の考えから。
春まゆの出来がよいと片方の目を入れ秋まゆも豊かだと残りの片目を入れて祝うことから始まったもの。
つまり選挙でお馴染みのだるまに目を入れるのは、群馬がルーツで、その背景には養蚕文化があったのです。

高崎だるま市
開催日 1月1日〜1月2日10:00〜16:00
所在地 群馬県高崎市八島町・あら町
場所 高崎駅西口駅前通り
関連HP 高崎だるま市公式ホームページ
電車・バスで JR高崎駅から徒歩すぐ
ドライブで 関越自動車道高崎ICから約5.5km(9:00〜17:00、交通規制実施)
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 高崎だるま市実行委員会(高崎観光協会) TEL:027-330-5333/FAX:027-330-5334
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

初春には『だるま市』で、だるまを購入!

2021年12月30日

 

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