サイトアイコン ニッポン旅マガジン

日光東照宮・三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)

日光東照宮・三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)

日光東照宮で有料エリアとなる表門をくぐった先、最初に見るのが三神庫。門を入った右手に下神庫(しもじんこ)、正面に中神庫(なかじんこ)、左手に上神庫(かみじんこ)が独立して建てられています。神庫とは祭礼に使う祭具を入れる倉の意。3軒とも国の重要文化財に指定されています。

上神庫にある「想像の象」は見逃せない!

三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)の外部は、通気性を確保することから奈良・正倉院(しょうそういん)の校倉造(あぜくらづくり)を模しており、中神庫・下神庫には『百物揃千人武者行列』と呼ばれる神輿渡御祭(しんよとぎょさい)奉仕者1200人分の裝束、道具、祭器具が収蔵されています。
ちなみに『百物揃千人武者行列』は、もともと徳川家康の命日である4月17日に執り行なわれていた祭事で、家康の柩を久能山から日光へ遷した際の行列を表わしたのだといわれています。

上神庫は「御宝蔵」(ごほうぞう)と呼ばれるように重要な神宝を収蔵する倉。
上神庫の南側(神厩舎側)の妻には象が2頭彫刻されています。

江戸の人が初めて象を見たのは、享保14年(1729年)。
享保13年(1728年)、中国の商人から将軍へ献上する象が船で長崎に到着、その後、京で中御門天皇に拝謁し、箱根峠を越えてはるばる江戸までやってきた時です。

上神庫の象の下絵は狩野探幽(かのうたんゆう)が描いているのですが、象を見たことがないため、「想像の象」と呼ばれています。

下神庫と中神庫に挟まって建つのが西浄(さいじょう)。
東照宮の建物の中でただ一つ、何の彫刻もない建物で、実はこれが神様の使う厠(かわや=トイレ)。
内部(非公開)には漆塗9つの便器が配されていますが、誰も使ったことがありません。

狩野探幽が下絵を描いた「想像の象」
日光東照宮・三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)
名称 日光東照宮・三神庫(下神庫・中神庫・上神庫)/にっこうとうしょうぐう・さんじんこ(しもじんこ・なかじんこ・かみじんこ)
所在地 栃木県日光市山内2301
関連HP 日光東照宮公式ホームページ
電車・バスで 東武日光駅から東武バス世界遺産めぐりで勝道上人像前下車、徒歩10分
ドライブで 日光宇都宮道路日光ICから約4km
駐車場 100台/有料
問い合わせ 日光東照宮社務所 TEL:0288-54-0560/FAX:0288-54-0061
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日光東照宮春季例大祭(流鏑馬・百物揃千人武者行列)

毎年5月17日~5月18日、栃木県日光市の日光東照宮で『春季例大祭』が斎行。東照宮の数ある年間行事の中でも最も盛大な神事。5月17日には馬上から的を射る勇壮な『流鏑馬神事』(やぶさめしんじ)、5月18日には『百物揃千人武者行列の神輿渡御祭』

日光東照宮

徳川家康の遺言により徳川2代将軍・徳川秀忠が元和3年(1617年)に造営し、3代将軍・徳川家光が現在の形へと大改修(寛永の造替)を行なった徳川家康の霊廟が、栃木県日光市の日光東照宮。「日光を見ずして結構と言うなかれ」という言葉まで生まれた壮

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了