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日光二荒山神社・拝殿

二荒山神社・拝殿

日光二社一寺のひとつ、二荒山神社。拝殿は、元和5年(1619年)に創建され、徳川家光による寛永の大造替後の正保2年(1645年)、本殿の移転に伴い再建されたもので国の重要文化財に指定、世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産にもなっています。屋根の葺き替え以外は往時の雰囲気を今に伝えています。

神仏習合・日光三社権現を今に伝える拝殿

本殿とは異なり、彩色文様も彫刻もシンプルな造りである点に、創建当時の建築様式がわかります。
拝殿から父・大己貴命(おおなむちのみこと=男体山)、母・田心姫命(たごりひめのみこと=女峰山)、子・味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと=太郎山)の親子三神を拝みます。
中世には新宮権現(現・日光二荒山神社)、滝尾権現(現・滝尾神社=日光二荒山神社の別宮)、本宮権現(現・本宮神社=日光二荒山神社の別宮)とともに日光三社権現(にっこうさんしゃごんげん)と称し、満願寺(輪王寺)とともに神仏習合の中心的な役割を果たしていました。
田心姫命は、子授け・安産・子育ての神様としても尊崇されています。

拝殿の向かって右側の祈祷受付所で祈祷の申し込みも可能。

三山 三仏 三所 三神 三社
女峰山 阿弥陀如来 女体権現 田心姫命 滝尾権現
男体山 千手観音 男体権現 大巳貴命 新宮権現
太郎山 馬頭観音 太郎大明神 味耜高彦根命 本宮権現
日光二荒山神社・拝殿
名称 日光二荒山神社・拝殿/にっこうふたらさんじんじゃ・はいでん
所在地 栃木県日光市山内2307-1
関連HP 日光二荒山神社公式ホームページ
電車・バスで JR日光駅・東武日光駅から世界遺産めぐり循環バスで13分、大猷院二荒山神社前下車
ドライブで 日光宇都宮道路日光ICから約3.6km
駐車場 100台/有料
問い合わせ 日光二荒山神社 TEL:0288-54-0535
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日光二荒山神社

延暦9年(790年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)が男体山(なんたいざん)に登拝し、本宮(現・本宮神社)を建立したのが始まりという古社、日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。日光東照社(現・日光東照宮)造営までは日光山

 

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