栃木県栃木市、永野川左岸にある後期旧石器時代〜縄文時代の複合遺跡が、星野遺跡。一帯は星野遺跡憩いの森として整備され、縄文時代前期の居住跡1棟、中期の居住跡1棟、中期の倉庫跡1棟の3棟が復元されています。
縄文時代の住居などを復元
星野遺跡発掘調査に関わり、その保存に尽力した斎藤恒民(さいとうつねたみ)氏の保有する旧石器、縄文時代の石器などを展示する「星野遺跡記念館」も令和3年にオープン。
星野遺跡は、斎藤恒民氏が石器(石核)を発見したことをきっかけに、昭和40年から栃木市教育委員会や東北大学が計5回の発掘調査を行ない、旧石器時代の石器や縄文時代の土器、竪穴式建物跡などが見つかっています。
「星野遺跡記念館」は、斎藤恒民氏が私財を投じて昭和60年に開館した施設で、斎藤恒民が亡くなってから休館になっていたため、遺族が栃木市に寄贈して、再オープンにしたもの。
近くには、関東ローム層を掘り下げ、遺跡発掘調査をした場所に整備した「星野遺跡地層たんけん館」もあるので、あわせて見学を。
星野遺跡 | |
名称 | 星野遺跡/ほしのいせき |
所在地 | 栃木県栃木市星野町400 |
関連HP | 栃木市公式ホームページ |
電車・バスで | JR・東武栃木駅から関東自動車バス寺尾線で49分、星野遺跡前下車、徒歩10分 |
ドライブで | 東北自動車道栃木ICから約12km |
駐車場 | 憩の森駐車場(30台/無料) |
問い合わせ | 栃木市文化課 TEL:0282-21-2497 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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