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とげぬき地蔵尊(高岩寺)

東京・巣鴨にある延命地蔵菩薩を本尊として祀る曹洞宗の禅寺がとげぬき地蔵尊で、正式名は高岩寺。1596(慶長元)年の創建時には湯島、その後、下谷(したや)に移りましたが、大火で焼失。明治24年、巣鴨に移転し、現在の本堂は昭和32年に再建されたもの。「とげぬき地蔵」の名で知られ、江戸時代から病気治癒でにぎわう寺だったとか。

本尊(秘仏/非公開)の地蔵菩薩(延命地蔵)が描かれたお札(御影)を患部に貼ると、病の「とげ」を抜いてくれるというのが「とげぬき地蔵信仰」。
人気は本堂脇にある石像菩薩「洗い観音」で、観音像に水をかけ、自分の身体の治したい部分と同じところを洗うと病気が快癒する、という御利益が得られるとか。

毎月4・14・24日は縁日で、参道の地蔵通には200店もの露店が建ち並びます。また1月24日(初地蔵)、5月24日、9月24日の例大祭には、10万人もの人出となって大賑わい。
12月24日は「納めの地蔵」となります。

本堂は国指定の登録有形文化財。

とげぬき地蔵尊(高岩寺)
名称 とげぬき地蔵尊(高岩寺)/とげぬきじぞうそん(こうがんじ)
Togenuki Jizou(Koganji temple)
所在地 東京都豊島区巣鴨3-35-2
関連HP 巣鴨地蔵通り商店街公式ホームページ
電車・バスで JR・都営地下鉄三田線巣鴨駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速護国寺ランプから約3.4kmで地蔵通り入口
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 高岩寺 TEL:03-3917-8221
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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