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和田倉噴水公園

皇居外苑地区の一角にあり、平成7年、皇太子殿下のご成婚を機に完成した公園が和田倉噴水公園。もとは昭和36年、今上天皇のご成婚を記念して作られた、和田倉噴水を再整備したもので、高さ5.5m、長さ30mの滝などが配されており、まさに都会のオアシス的存在。

オフィス街・丸の内にある公園は、夜には黄金の噴水が輝く

和田倉噴水公園に配された噴水は、最大8.5mもしぶきを上げる大噴水と、高さ6.8mの中噴水が計3基あり、夜は黄金色に輝く噴水の光景が幻想的。

噴水の運転に連動した水中照明も設備されていますが、オフィス街の一角にあり人もまばらで、水しぶきの音や滝の音が絶好のBGM代わりとなって、デートスポットとしても注目。

なおLED照明によるライトアップは、日没〜20:00(7〜9月は21:00まで)。

環境省の管理ということもあって、水は皇居の濠の水を濾過した上で循環利用した、エコ設計。
和田倉噴水公園に隣接し、隠れ家のようにお洒落な和田倉噴水公園レストランがあり、ランチ(ブッフェ)、ティータイムが楽しめます(ディナーは予約で貸切営業)。
しかも、パレスホテル直営。
オペラハウスをイメージする独特のフォルム。
噴水の出る公園側は全面ガラス張りで、夜はムードも最高です。

江戸切絵図に見る和田倉噴水公園界隈

和田倉噴水公園内には、江戸城和田倉門の渡櫓門の石垣も残されています。
江戸時代には和田倉門を入った橫(現・和田倉噴水公園)には江戸時代後期、会津藩松平家(松平肥後守)の上屋敷がありました。

北と東を囲む濠(ほり)が和田倉濠。
和田(わた)とは、古語で「海」を意味する言葉で、日比谷入江の最奥部に米倉が並んでいたことで、1607(慶長12)年頃から和田倉と呼ぶようになりました。
そんな米倉は、江戸城の拡張に伴って、1620(元和6)年、和田倉から蔵前へと移転しています。

和田倉噴水公園
名称 和田倉噴水公園/わだくらふんすいこうえん
Wadakura Fountain Park
所在地 東京都千代田区皇居外苑3-1
関連HP 千代田区観光協会公式ホームページ
電車・バスで 都営地下鉄二重橋駅、東京メトロ大手町駅からすぐ。JR東京駅から徒歩7分
ドライブで 首都高速神田橋ランプから約1.4kmで新丸ビル駐車場
駐車場 なし/新丸ビル駐車場(370台/有料)などを利用
問い合わせ 皇居外苑管理事務所 TEL:03-3213-0095
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

皇居外苑

2023年9月15日

和田倉濠

2023年9月9日

 

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