サイトアイコン ニッポン旅マガジン

駒沢オリンピック公園・オリンピック記念塔

駒沢オリンピック公園・オリンピック記念塔

東京都世田谷区と目黒区にまたがる41.3haという広大な都立公園の駒沢オリンピック公園。「1964年東京オリンピック」(第18回オリンピック東京大会)では、国立競技場に次ぐ、第二会場として機能した場所で、体育館の横にはオリンピック開催のシンボルとしてオリンピック記念塔が立っています。

東京オリンピック「東洋の魔女」の活躍を流した電波塔

駒沢オリンピック公園空撮MAP

広々とした空間にあるので、遠くから見るとさほど大きく感じませんが、実際は、12層、50mもの高さがあります(鉄筋鉄骨コンクリート造り、地上12階、地下1階)。
設計は体育館、中央広場と同じ、芦原義信(あしはらよしのぶ)。
このオリンピック記念塔、単なるモニュメントではなく、最上階が管制室になっていて、「1964年東京オリンピック」の会期中、駒沢公園で行なわれた各種競技をテレビの電波にのせ、観衆を輸送する交通を管制、さらには競技場の電気や水などをコントロールする中枢として大切な役割を果たしていたのです。

残念ながら内部の見学、立ち入りはできません。

隣接する体育館は、レスリング場として、そのほか、屋内球技場がバレーボール会場、陸上競技場がサッカー会場、第一・第二球技場・補助競技場がホッケー会場に使われています。
「東洋の魔女」と呼ばれた大松博文(だいまつひろふみ)監督率いる全日本女子バレーボールチームが、「回転レシーブ」で象徴される守備重視で挑み、ソ連を破って金メダルに輝いたのは、駒沢公園の屋内球技場です。
軟式野球場、硬式野球場、水泳場などはその後の設置です。
体育館地下1階には、「東京オリンピックメモリアルギャラリー」があり、第18回オリンピック東京大会を中心に、オリンピックの諸資料を展示

近くには駒沢オリンピック公園2号売店「パークス 記念塔前」も営業。

駒沢オリンピック公園・オリンピック記念塔
名称 駒沢オリンピック公園・オリンピック記念塔/こまざわおりんぴっくこうえん・おりんぴっくきねんとう
所在地 東京都世田谷区駒沢公園1-1
関連HP 東京都公園協会公式ホームページ
電車・バスで JR渋谷駅から東急バス田園調布行きで駒沢公園東口下車。JR恵比寿駅から東急バス用賀行きで駒沢公園下車。または、東急田園都市線駒沢大学駅から徒歩15分
駐車場 あり/有料
問い合わせ 駒沢オリンピック公園管理所 TEL:03-3421-6431
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了