サイトアイコン ニッポン旅マガジン

東京都北区防災センター(地震の科学館)

東京都北区防災センター(地震の科学館)

東京都北区西ケ原2丁目、区立滝野川公園の東側に建つのが、東京都北区防災センター(地震の科学館)。国の「防災基地モデル建設事業」の一環として、昭和59年11月に開館したミュージアムで、地震の揺れを体験したり、煙体験、さらには初期消火訓練なども可能です。しかも入館無料です。

入館無料で、地震体験、煙体験、初期消火訓練が可能!

起震装置による地震体験では、関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など、過去に実際に起こった地震を再現し、その揺れを体験することができます。
「命を守る」コーナーでは、震度7を記録した阪神淡路大地震の被災した部屋をそのままに再現。
首都直下地震、南海トラフ地震が発生した時、姿勢を低くし、頭と身体守り、揺れが収まるまで動かないなど、地震発生時の対応がレクチャーされています。

煙体験では、火災が発生し、室内が煙で充満した時、どのような状況になるのか体験することが可能。
一酸化炭素は,血液の中にあるヘモグロビン(赤血球のタンパク質)が酸素より結びつきやすい性質(酸素の約250倍)を有しているため、火事の際、一酸化炭素をほんの少し吸っただけでも(一酸化炭素は血液の流れに乗り、体内をすばやく回るため)酸素不足に陥ってしまうのだとか。
壁に触れながら、這いつくばって非常口に向かって逃げることをマスターできます(体験で使われる煙はホンモノではなく、似せた無害のものです)。
駆けない、話さない、戻らないなど、煙に巻かれそうになった際の重要なポイントもマスターできます。
ホテルに泊まるときなど、まずは非常口を2ヶ所以上見つけておくことが賢明とのこと。

初期消火訓練は、小学校3年生以上を対象に訓練用消火器を使用した初期消火の訓練で、初期消火の大切さを学ぶことができます。

地震や火災から「命を守る」、いざという時の備えとして、家族での体験をおすすめ。

東京都北区防災センター(地震の科学館)
名称 東京都北区防災センター(地震の科学館)/とうきょうときたくぼうさいせんたー(じしんのかがくかん)
所在地 東京都北区西ケ原2-1-6
関連HP 北区公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ南北線西ケ原駅から5分、JR上中里駅から徒歩10分
問い合わせ 東京都北区防災センター(地震の科学館) TEL:03-3940-1811/FAX:03-3940-3494
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

平塚神社(平塚城)

東京都北区上中里、JR上中里駅のすぐ南側の高台にある古社が、平塚神社。元禄5年(1692年)編纂の『平塚明神并別当城官寺縁起絵巻』によれば、この地に豊嶋郡の郡衙(ぐんが=郡役所)、平安時代に豊島近義が平塚の要害を利用して平塚城を築城した地と

御殿前遺跡(豊島郡衙跡)

滝野川公園、平塚神社、滝野川体育館、地震の科学館などのある北区西ヶ原2丁目にある先土器時代から近世までの長い期間に渡る遺跡。注目されているのは、奈良・平安時代に造られた建物の跡。実は、この建物は、武蔵国豊島郡の郡衙(ぐんが=地方役所)と推定

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了