東京都日野市にある法華宗の寺、善生寺(ぜんしょうじ)。正保2年(1645年)、豊田村を領有する旗本・大久保勘三郎忠良が前年に亡くなった娘の追善のために建立した寺。平成7年に建立された丈六(4.85m)の青銅製の大仏(薬師如来)は吹上大仏と称しています。
高さ4.85mの薬師如来に参拝
善生寺開創350年と釈迦生誕2560年を記念して建立された大仏は、像高4.85m、重さは8tという巨大なもの。
大仏の基壇は釈迦堂になっており、明治年間廃堂となった豊田薬師堂本尊であった薬師仏と十二神将が安置されています。
本堂前の大佛参拝所には、大仏と同じ大きさのの両手が配され、大きさが実感できます。
現存する本堂は、文化7年(1810年)築で、昭和35年までは茅葺きでした。
善生寺の敷地内には明治12年〜昭和17年の間、豊田学校(日野市立第二小学校の前身)があり、地域の子供達の教育の場にもなっていました。
日野七福神(真照寺・恵比寿天、石田寺・福禄寿、安養寺・毘沙門天、高幡不動尊金剛寺・弁財天、延命寺・寿老尊、宗印寺・布袋尊)の大黒天を祀っています(1月1日〜1月7日『日野七福神めぐり』)。
善生寺(吹上大仏) | |
名称 | 善生寺(吹上大仏)/ぜんしょうじ(ふきあげだいぶつ) |
所在地 | 東京都日野市東豊田2-26-3 |
関連HP | 日野市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR豊田駅、京王線南平駅から徒歩15分 |
ドライブで | 中央自動車道国立府中ICから約6km |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 善生寺 TEL:042-581-2862 |
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