東京都小金井市貫井南町にあるその名の通り、湧水で知られる神社が、貫井神社(ぬくいじんじゃ)。神仏習合時代は水神でもある貫井弁財天として祀られ、明治初年の神仏分離で厳島神社に、さらに貫井神社を合祀して貫井神社となっています。湧水を溜める湧水池もあり、武蔵野の面影を残しています。
国分寺崖線の湧水池に祀られた弁財天
武蔵野台地の縁(へり)、国分寺崖線に位置し、周辺には縄文時代の集落遺跡(貫井遺跡)もあることから、神社自体の創建もかなり古いと推測できます。
崖線の下の大きな岩の間から湧出する水は、「東京の名湧水57選」にも選定。
大正12年〜昭和49年には湧水を利用した貫井プールもあり、境内には貫井プールの碑が立っています。
元禄12年(1699年)建立の半彫地蔵、文久元年(1861年)寄進の不動明王像は神仏習合時代の名残り。
お守りなどの授与品は、不動の滝に隣接する社務所へ。
宮司は小金井神社が兼任しているので、祈祷などは事前の予約が必要です(土・日曜のみ)。
貫井神社 | |
名称 | 貫井神社/ぬくいじんじゃ |
所在地 | 東京都小金井市貫井南町3-8-6 |
関連HP | 貫井神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR武蔵小金井駅から徒歩20分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 貫井神社 TEL:042-316-6601 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag