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岡本公園民家園

岡本公園民家園

東京都世田谷区岡本2丁目にある江戸時代後期の典型的な農家の家屋を再現した民家園が、岡本公園民家園。次大夫堀公園民家園とともに世田谷区内の古民家を移築し、往時の暮らしぶりを学ぶことができる施設になっています。

世田谷区文化財第1号の古民家と土蔵を移築復原

世田谷区の有形文化財第1号に指定される旧長崎家住宅主屋と旧浦野家住宅土蔵、旧横尾家住宅椀木門を移築復原。

旧長崎家住宅主屋は、瀬田にあった長崎家屋敷の主屋を移築したもので、当初(18世紀末頃創建)の間取りは広間型であったと推測され、19世紀初期頃に喰違い四ッ間型に改修されています。

旧浦野家土蔵は、喜多見にある浦野家の屋敷に建っていた外倉。
浦野家は嘉永~安政年間(1848年~1858年)頃、菜種油や木炭などを販売した商家で、商売を始めた頃に建てたのがこの土蔵です。
明治初年頃まで店舗として使われ、その後、小作米を収納する穀倉に転用、戦時中には軍用物資の倉庫、戦後はアパートなどに転用されるなど、時代とともに多様に利用されてきました。

旧横尾家住宅椀木門は、大正13年に桜に建てられた数寄屋風の門です。

世田谷区には、岡本公園民家園、次大夫堀公園民家園という2つの民家園があり、ともに「生きている古民家」をテーマに囲炉裏には毎日火が焚かれています。

岡本公園民家園
名称 岡本公園民家園/おかもとこうえんみんかえん
所在地 東京都世田谷区岡本2-19-1
関連HP 世田谷区公式ホームページ
電車・バスで 東急電鉄二子玉川駅から徒歩20分
ドライブで 東名高速道路東京ICから約1.5km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 岡本公園民家園 TEL:03-3709-6959/FAX:03-3709-6959
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

次大夫堀公園民家園

東京都世田谷区喜多見5丁目にある名主屋敷や民家からなる世田谷区立の民家園が、次大夫堀公園民家園(じだゆうほりこうえんみんかえん)。江戸時代後期〜明治時代初期の世田谷の農村風景と次大夫堀を復元した公園内に、古民家や水田が配置されています。旧大

岡本静嘉堂緑地

東京都世田谷区岡本2丁目、かつては三菱財閥創業者・岩崎家の庭園として管理されていた場所ですが、戦後公開緑地(世田谷区の管理地)となったのが、岡本静嘉堂緑地(おかもとせいかどうりょくち)。静嘉堂は、大正13年にこの地に移転した静嘉堂文庫(岩崎

 

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