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恵比寿駅・恵比寿像

恵比寿駅・恵比寿像

東京都渋谷区恵比寿南1丁目、JR恵比寿駅西口にあるのが、恵比寿像。昭和50年11月16日、東京恵比寿ライオンズクラブが10周年を記念して寄贈したもので、彫刻家・木下繁(きのうちよし)の作品。ゑびす像の文字は、第66代内閣総理大臣・三木武夫に揮毫(きごう)。

恵比寿像は、明治23年発売の「恵比寿麦酒」に由来

町田市立国際版画美術館(東京都町田市)前の『裸婦』など情感豊かな女性の姿を表現することにこだわり、裸婦像で知られる木下繁ですが、恵比寿駅の「ゑびす像」はあぐらを組んで満面の笑みをたたえています。

恵比寿駅は、明治34年2月25日、日本鉄道の貨物駅として開業。
サッポロビールの前身、日本麦酒醸造會社が、ドイツ人技師カール・カイザーを招聘して目黒村の工場で製造したビールが、「恵比寿麦酒」(英語名「YEBISU BEER」、トレードマークは恵比寿神)。
大消費地である東京府下に立地した初めての近代的なビール工場(レンガ造り3階建てのドイツ式近代的ビール工場)で、明治23年2月25日から「恵比寿麦酒」が発売されましたが、その出荷のために誕生した貨物駅が恵比寿駅です。

表記が「恵比寿麦酒」から「ヱビス麦酒」に変わるのは、発売から40年以上が過ぎた昭和11年のこと。
サッポロビールでは、「恵比寿麦酒」の命名者やその経緯などについての詳細は不明としています。

恵比寿駅・恵比寿像
名称 恵比寿駅・恵比寿像/えびすえき・えびすぞう
所在地 東京都渋谷区恵比寿南1-5
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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