東京都町田市、町田薬師池公園の薬師池の西側にあるのが、国の重要文化財に指定される旧永井家住宅。多摩丘陵(町田市小野路町)にあった江戸時代中期築の農家ですが、多摩ニュータウンの建設に伴って町田市に寄贈され、昭和50年に公園内に移築。東京都下では最古に属する貴重な民家です。
多摩丘陵に建てられた江戸時代中期の農家を移築保存
桁行(建物の幅)15.0m、梁間(奥行き)8.8m、寄棟造り(よせむねづくり)、茅葺き(かやぶき)、平面は古式な三間取広間型(みまどりひろまがた)、四方下屋造(しほうげやづくり=梁行三間の上屋に四本の柱を建てた構造で、神奈川県の民家にも共通する造り)です。
大幅に改変されていたため、移築の際に江戸時代中期の内部に復原されています。
旧永井家住宅 | |
名称 | 旧永井家住宅/きゅうながいけじゅうたく |
所在地 | 東京都町田市本町田3105 町田市立薬師池公園内 |
関連HP | 町田市公式ホームページ |
電車・バスで | 小田急線町田駅から神奈川中央交通バス本町田経由野津田車庫・鶴川駅行きで15分、薬師池下車すぐ |
ドライブで | 中央自動車道国立府中ICから約12.5km |
駐車場 | 薬師池公園駐車場(200台/1時間まで無料、以降有料) |
問い合わせ | 町田薬師池公園 TEL:042-851-8942/FAX:042-851-7825 |
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