東京都墨田区本所4丁目、「能勢の妙見さん」としてそのご利益が全国に知れ渡る日蓮宗霊場能勢妙見山(大阪府豊能郡能勢町)の東京別院が、妙見山別院。北辰(北斗七星・北極星)の信仰に始まる開運の守護神・妙見大菩薩を祀る寺で、勝小吉・勝海舟親子の信仰でも知られています。
「能勢の妙見さん」の東京別院で開運厄除けを
もともと妙見山の、妙見大菩薩は、能勢家の守護仏で、4800石取りの旗本だった能勢氏30代・能勢頼直が、江戸・本所の屋敷に祀ったのが妙見山別院の始まり。
江戸っ子に開運厄除けの神として信仰され、勝海舟が9歳の時、犬に睾丸を噛まれて生死の境を彷徨い、父・小吉が妙見堂で水垢離(みずごり)をして息子の怪我の平癒、出世を祈願。
その甲斐もあって見事に快癒し、立身出世。
その縁で、境内には昭和49年、勝海舟晩年の胸像が建立されています。
勝海舟ゆかりの品々の多くは、関東大震災、東京大空襲などで失われてはいるものの、本尊の妙見大菩薩はそれらをくぐり抜けて現存しています。
土佐(高知県)も妙見信仰が盛んな地で、坂本龍馬も参詣したとも。
妙見山別院 | |
名称 | 妙見山別院/みょうけんさんべついん |
所在地 | 東京都墨田区本所4-6-14 |
関連HP | 能勢妙見山公式ホームページ |
電車・バスで | JR錦糸町駅から徒歩15分 |
ドライブで | 首都高速駒形出入口から約1km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 妙見山別院寺務所 TEL:03-3623-2485 |
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