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小野路城

小野路城

東京都町田市小野路町にある中世の城が、小野路城(おのじじょう)。平安時代末期の承安元年(1171年)、小山田有重(おやまだありしげ/秩父重弘の次男・秩父有重が小山田荘に住んで小山田氏を名乗る)が小山田城(町田市下小山田町の大泉寺)の支城として築城した平山城。比高90mほどの丘陵地に築かれています。

町田市に残る中世の城跡

文明8年(1476年)、関東管領上杉氏の有力家臣・長尾景春が反乱を起こした際には(長尾景春の乱=太田道灌の活躍で鎮圧)、小山田城とともに関東管領職・山内上杉家、扇谷上杉家の拠点となっています(河越城、岩槻城、江戸城が両上杉家の拠点)。
文明9年(1477年)、小山田城は長尾勢に攻め落とされ、小野路城も同時に落城したと推測されています。

曲輪、土塁、壕などが現存。

小野路城
名称 小野路城/おのじじょう
所在地 東京都町田市小野路町
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