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日枝神社・稲荷参道(千本鳥居)

日枝神社・稲荷参道(千本鳥居)

東京都千代田区永田町2丁目、江戸三大祭に数えられる『山王祭』が斎行され東京十社のひとつ、日枝神社。53段の石段で社殿のある山王台地へと上るのが表参道(山王男坂)ですが、山王稲荷神社の参道にとなるのが稲荷参道(千本鳥居)。朱塗りの鳥居が90本も並び、撮影スポットとして人気の地となっています。

末社・山王稲荷神社の参道で、撮影スポットとして人気絶大!

山王稲荷神社は、日枝神社(山王権現)が明暦3年(1657年)の明暦の大火で現社地(江戸城の裏鬼門)に遷座する以前から山王台に鎮座していた稲荷社で、福知山城主・松平忠房の邸内社(邸内鎮守)だったものです。
末社ながら、東京空襲で社殿が焼けた際にも唯一焼け残ったので、防火防災守護の神としても尊崇されています。

山王稲荷神社は稲荷参道を上った八坂神社の北側にあるので、あわせて参拝を。
稲荷参道は神聖な場所なので、鳥居に寄りかかったり、参道に座って撮影することは厳禁です。

ちなみに日枝神社の社前にある大鳥居は、山王鳥居と呼ばれる日枝神社独自の鳥居。
鳥居の上部に三角形の破風が乗った形で、神仏習合時代の山王権現の仏教の胎臓界、金剛界(と神道の合一を表現したものです。

日枝神社・稲荷参道(千本鳥居)
名称 日枝神社・稲荷参道(千本鳥居)/ひえじんじゃ・いなりさんどう(せんぼんとりい)
所在地 東京都千代田区永田町2-10-5
関連HP 日枝神社公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ銀座線・丸ノ内線赤坂見附駅から徒歩7分
ドライブで 首都高速霞が関ランプから約800m
駐車場 50台/無料(参拝の場合のみ利用可)
問い合わせ 日枝神社 TEL:03-3581-2471/FAX:03-3581-2077
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日枝神社

太田道灌の江戸城築城の際に、川越喜多院に祀られた日吉社(山王権現)を勧請して創建。家康が江戸城の鎮守としました。2代将軍・徳川秀忠が江戸城外の麹町隼町に遷し、庶民の信仰が始まりました。国宝だった社殿は戦災で失いましたが、今も東京の総氏神とし

 

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